大嵐山 北面滑走
日時:2022.1.29 メンバーT橋さん T谷さん K村さん Cさん 筆者
コースタイム;
駐車スペース0730 – 大嵐山0630 – 駐車スペース1430 合計 6時間50分
ルート図
装備
山スキー1式 登り返しがあるのでシールメンテナンス必須
行動食
ガッツギア3 ソイジョイ3 いちご大福
備考
・林道除雪終了地点に駐車 除雪が終わるまでは停めない
・今回は北面偵察を兼ねてコルを狙うように林道右側を登ったが、ダイレクトにピークを目指して登るのが早い
・北面斜面は斜度も丁度良く滑りやすい
・北面と南面両方楽しめた

除雪地点から橋を渡り
林道を進みます

どうやってショートカットしようかな・・・

植林をハイクアップ
気持ちいが良いですね

交代しながら進みます

さっさとピーク到着

北面を楽しく滑走 写真を撮る暇ありませんでした

北面を滑った後は
登り返して大嵐山南面を楽しむ
所属山岳会のT橋さんが今年はかなり気合が入っているよう。
無論白峰の降雪が多いのは要因としてはあるのだと思いますが、それにしてもガンガン新しいルートを
開拓していこうと思う気持ちが強く感じられるので、是非力になりたいです。
出来るのはラッセルだけですが・・・泣
今回行ったのは、大嵐山北面 改めて地形図を見てみると斜度も程よくなんといっても北面なので
良いに決まっているが、少し登り返しがある。 滑走の為なら登り返しなど苦にならないはずだ!笑
本来は5時ぐらいに出る予定であったが、激しい降雪と除雪の邪魔になってはいけないと言う事
約2時間ほど遅らせた。山スキー文化を残す為にも駐車マナーは絶対に守りたい!
駐車スペースからすぐに橋を渡り林道を進んでいく、地形を確認しながらショートカットを模索
本来は大嵐山まで最短を狙うべきだったが、斜度が強いのと北面の状態を見たい事もありコルを目指すことに。
下部は樹林帯を通ったので、比較的雪が深くなかったのだがコルを超えてからは斜度が出てきた
非常に厳しいラッセルとなった。
交代で先頭を代わりながらなんとか大嵐山に到着、残念ながら視界が悪くピストンを考えた。
ピークで少し休憩していると奇跡が起きてはいないが、少し晴れてきたので北面に飛び込む
決して長い距離ではないが最高のパウダーを満喫できた。北面最高!
T橋さんも無事ミッションクリアできて満足そうで、僕も嬉しかった。
北面滑走後はトラバース気味に尾根に登り返す、ここで僕のシールが剥がれる
実は前半からシールの調子が良くなかった、メンテナンス不足で反省。
以前YSHR先生とかたやさんに教えてもらった方法で無事復帰、いろいろ経験したお陰でトラブルに
対応しやすくなっていると思う。
登り返してピークまでは行かずの所で南面にドロップ!
北面まではいかずも、非常に良い雪だった。
南面は最初は急斜面で中部は緩斜面が多いが時折急斜面などがあり非常に楽しめた。
最後に林道に合流して戻るだけ、斜度がないので漕ぎながら戻る。
唯一CさんだけBCクロカンだから軽々歩いていく、今日に主役はCさんだな笑
先行者の踏んだ後を滑ればあっと言う間に下山。
山岳会のメンバー・Cさんありがとうございました。
最近写真全然撮れていません、良ければ動画ご覧下さい。
山スキー おすすめ装備
ウエア類
ベースレイヤー 山スキーでは歩きが多いので、登りで汗をかいてしまいますね。 そのまま標高が上がり寒くなると汗冷えしてしまい最悪低体温症になってしまいます。 このドライレイヤーを着用してからは本当に汗冷えが起きなくなりました。 絶対にオススメします。
バラクラバ 厳冬期にはバラクラバは必須です。 ネックウォーマーではしっかり顔をカバーできません。 ファイントラックの商品はゴーグルが曇りにくいように工夫されてあります。
グローブ 最近人気の防寒テムレス、値段も手頃です。 登山ガイドの方も使っている実績もあるので、安心してお使い下さい。ただ過度の信用は禁物です。
最近発売されたブラックテムレス。 袖から雪が入りにくいカフが新たに付いており非常に使いやすい。 余計なストレスを感じにくく使えるのでおすすめ。
最強のグローブ ブラックダイヤモンドのガイドです。 これを買えば厳しい寒さでも耐える事ができます。 手が冷えてしまうと本当に辛いですし、大きな怪我に繋がる可能性もあります。 五本指と三本指がありますが、三本指の方が寒さに強い。
インナーグローブ インナーグローブにはBDを使っています。 つけ心地が良く特にストレスが感じませんが、手首周りが少し狭いです。
手汗が気になる方はファイントラックのパワーメッシュインナーグローブが快適性を保ってくれます。
ギア類
ウィペット 山スキー界ではもう一般的になってきたウィペットです。 筆者も普通のストックでも山へ行ってましたが今ではもうウィペットなしでは行けません笑 ビンディングの操作などでも非常に便利です。
スクレイパー 登り返しの時にシールを貼りますが、板に雪が残っているケースが多いと思いますが、このブラシがあれば簡単です また凍った雪も固い部分を使って取ることができます。 下山後車に載せる前にも大活躍ですね。
ヘッドライト 標高が高い山はアプローチが長い場合暗いうちから歩き出すのでヘッドライトは必須です。 ヘッドライトの予備があれはGOOD. 信頼できるメーカーの商品を選びましょう。 壊れてしまうと一気に遭難してしまう状況もあります。
電熱線ゴーグル これがあればバラクラバを鼻までかけても全く曇らないし、仮にラーメンを食べにいったとしても曇る気がしません。 難点といえば、モバイルバッテリーに接続しなければならないといった所であるが、内側の胸ポケットにバッテリーを仕込んでいれば簡単に接続できます。 曇る恐れがないし、非常に精神的に余裕が出てくるので、余計な注意力を削がれる必要もないのも良い点ですね。
ブラックダイヤモンド(BlackDiamond) ゴールドラベル接着剤 弱ってきたシールの糊の上に塗ることで、粘着力を回復させる事ができる。 既存の弱った糊を剥がしても可能だが、手軽な方法として指にゴールドラベルを塗って ヌリヌリすればOK。
スクレイパー 登り返しの時にシールを貼りますが、板に雪が残っているケースが多いと思いますが、このブラシがあれば簡単です また凍った雪も固い部分を使って取ることができます。 下山後車に載せる前にも大活躍ですね。