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山スキー 焼山 怪我から復帰

手の怪我が完治したので、2週間振りに山へ行った。

白山に行く予定だったが、天気があまり良くないので頸城まで足を運び焼山を狙う。
焼山北面大地
以前から焼山へ行きたかったし、山岳会の会長からも誘われたので、行くしかないだろう。

今回モンタナの社長よりブレイザーツアー(ブラストラック)   の板を借りる ビンディングはキングピン
社長によってメンテナンスされた板が滑らないはずはない

 

金沢を3時に出る

0500
笹倉温泉到着
雪がゴンゴン降っている。 車から出るのが少し怠い
少し降るのが収まってから準備を開始
ブレイザーツアーがどんな板か楽しみでワクワク♫

0530
笹倉温泉出発

すでに明るくなっており、ヘッドライトは必要なさそうである。
橋を渡るまで雪がないので担いで歩く。
前に先行者が2名 スキーとボード おはよーございます。
橋を渡り板を履いてシール歩行開始
雪が少ない箇所もあるが、板を脱がなければならない箇所はない。

 

アマナ平に着くとテントを発見
そこから焼山登山口を通り過ぎて沢沿いに進む。
トレースを進んできたのだが、もう少し良いルートがあったと思う。
アマナ平から1305地点までまっすぐのルートが早いのかな

今日も会長は気合いが入っていて飛ばしていく。
どうも筆者は疲れが溜まっていて、ペースが上がらない。
実はこれには原因があった。 最後に説明する笑

途中2人組のスキーヤーに抜かされた。
今までで遭遇した中で一番速いかもしれない。
まだまだトレーニングを続けていなければならないなぁ

0937 大曲
先行者2人は火打山の方へ向かってギャップを超えて歩いていた。

北面大地からの焼山を見る。 非常に綺麗な景色 感動します。


身体は思いが気分は上々!!
大曲からトレースは左から回り込んでいるが右からのルートを行く。
トレースがない所を歩くのが醍醐味である。

 

ここから少し勘違いをしてしまい。ギャップを超える前にも登ってしまいそのまま気づかずに
2260mへの急登を登っていた。 本来ならギャップを超えて更に右へ回り込む必要がある。

 

シールで登りたいがなかなかグリップが効かない
個人的にG3とは相性が悪い
筆者の周りはBDかポモカのほぼ二択

厳しい急登を無駄に頑張る! もはやトレーニングであった。


無駄無駄無駄無駄ぁぁぁぁぁぁ

途中で板をデポして2260へ向かう

 

1235 2260m 到着

ここから先を行こうとするもかなり降りなければならない。
時間もあまりないので「敗退だな」と会長
今回のピークは焼山北方である。

とりあえず記念撮影

不可解な事に2260mへ向かうトレースが薄っすらと所々見えた気がした
どこへ向かったのだろうか?
帰って記録を調べると2260を超えて焼山に登っている記録もあったが、急登に難儀しているようだ。
やはり良いルートとは言えないので敗退して良かったと思う。

雪がまだ生きているので気を取り直して滑走を楽しむ事にする。

前日に新雪が15cmほど降ったので雪が軽く最高の雪質である。
楽しみにしていた賽の河原を楽しむ。

岩近くを滑るなんて山スキーならでは
ぶつからないように気をつけて会長〜〜〜〜

会長 雄叫びを上げる。

なかなか斜度がある斜面
良質な雪を颯爽と滑るのはなんとも気持ちが良い

出発前ににポンツーンか細板かを悩んでいたようだがポンツーンにして正解だったようだ。
雪質が良いのでいつもより滑りが滑らかに見えますよー

筆者もブレイザーツアーで斜面に飛び込む!
「すごい!!」と思わず声が出る。

素晴らしく軽い雪 サイコー

 

板が気持ちよく滑る上、ターンの際の反応も非常に良い。
板自体もそこそこ軽いので、足も疲れにくい
モンタナ社長にチューンナップしてもらったばかりなので間違いなく最高だなとは予想していたが
予想以上の仕上がりだった。
山スキーをする人は板に気を使わない人も多いが、スキーの滑走性が悪いと楽しみも半減してしまう。
是非滑走性をよくするために適切なメンテナンスをオススメしたい。

あるのは我々のシュプールだけだ!と聞こえがいいが
ただ単に山頂踏んでないから笑 情けない情けない ギャップがあれば入りたい泣

最高の景色を見ながらのスキーが楽しくないはずがない!!

それにしても今日は雪が緩んでいないので北面大地もずーっと滑ることが出来た


THE DAYかもなー笑

 

焼山をバックに マンダム

九十九折までは快適に滑ることが出来たがそれからはストップスノーで大変難儀した。
途中後ろから速い2人組みが降りてきた。
なんと火打山まで行ってきたらしい、なんと速いんですか・・・
我らもそこそこ頑張ったつもりだったのですが・・・心がブレイク

橋を板を担いで渡り最後の林道を歩いて戻る

1507 笹倉温泉到着
焼山のピークは踏むことが出来なかったのだが、滑りは今シーズンで一番よかったかもしれない。
焼山・火打山のピークを踏むためにまたここの場に戻ってくるのはすぐだろう。
会長ありがとうございました。
笹倉温泉で汗を流し金沢へ戻った。

合計時間: 9時間55分
合計距離: 19.82km

 

先ほど述べた 疲れの話をここで説明させて頂くと
怪我をしてから完治するまで運動をしていなかったので体重が増えていた。

なんと5kgも増加
暫くはダイエットも頑張らなければならない。 トホホ・・・

追記
手を怪我した時に病院で対応してくれたドクターがまさかの1月に白山で会っていた人だった。 世の中狭いですね。
看護師さんが非常にいい人でした。
挨拶がしっかり出来なかったのでこの場を借りて感謝申し上げます。

 

 

 

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筆者のおすすめ装備

ウエア類

山スキーでは歩きが多いので、登りで汗をかいてしまいますね。
そのまま標高が上がり寒くなると汗冷えしてしまい最悪低体温症になってしまいます。
このドライレイヤーを着用してからは本当に汗冷えが起きなくなりました。
絶対にオススメします。

厳冬期にはバラクラバは必須です。
ネックウォーマーではしっかり顔をカバーできません。
ファイントラックの商品はゴーグルが曇りにくいように工夫されてあります。

今では山に行くと青い手袋を着用しているのが当たり前になりましたね。
登山ガイドの方も使っている実績もあるので、安心してお使い下さい。

インナーグローブにはBDを使っています。
つけ心地が良く特にストレスが感じませんが、手首周りが少し狭いです。

ギア編

山スキー界ではもう一般的になってきたウィペットです。
筆者も普通のストックでも山へ行ってましたが今ではもうウィペットなしでは行けません笑
ビンディングの操作などでも非常に便利です。

標高が高い山はアプローチが長い場合暗いうちから歩き出すのでヘッドライトは必須です。
明るさの変更が容易なのがGOODです。

その他

登り返しの時にシールを貼りますが、板に雪が残っているケースが多いと思いますが、このブラシがあれば簡単です
また凍った雪も固い部分を使って取ることができます。
下山後車に載せる前にも大活躍ですね。

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この記事を書いた人

酒と登山を愛するモンタナ君です。
陸上競技・海外在住などの経験を得て現在は一応自営業に携わっています。

初めて山スキーをした時の感動は忘れられません。
アルコールで記憶が消える前に、山スキーに行かなければ!!!

読書も好きなので、オススメ本教えて下さい^^

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