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大笠山 中宮からピストン

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大笠山 中宮からピストン

日時:2020.1.31
メンバー:YSHR先生 大魔人さん 高校の先輩の兄ちゃんさん 高山のトラさん 筆者

コースタイム;

中宮スキー場00:20 – 04:11中宮山 – 05:58大瓢箪山 – 09:15大笠山 – 11:24大瓢箪山 – 12:27中宮山 – 13:40中宮スキー場
合計 13時間20分

ルート図

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装備

ウィペット 地獄ゴーグル ウルトラライトダウン アイゼン

行動食

満足バー5 ガッツギア8

備考

・午前中はガスガス 下山途中に晴れ
・このルートは登り返しが多く、スキーで行くにはトラバースが必須になってくる

今日のハイライト

真夜中の歩行

天候はよくない 581さんに続き兄ちゃんさんともズボンの色が被る

明るくなってきた

トラさん

気合い入れて登る

頂上近くはクラスト

ピークへ到着

初大笠山!!

宝物発見?

記念撮影♪

楽しい

シールの貼り直し

樹林とYSHR先生

いい写真ありがとうございます

兄ちゃんさんといい天気

トラさんとスキー板とストック

最高の天気

白山が見える

前回の大辻山がかなり面白く、続けて里山の谷を滑ろうかと思っていたが、降雪状況を考えると少し不安。
単独となりそうだったので、非常に悩ましい。
そんな時’ピコピコ’とYSHR先生から「大笠へ行かないか」というメールが来た。
中宮からの大笠・・・ひたすら長いし、登り返しも多い・・・かなり厳しいルートであるが、せっかく声を掛けてくださったのと、非常に価値がある山行になると感じたので
参加を決めた。

00時前にみんな集合、天気は回復傾向であるが、まだそこまで良い天気ではなく、ガスガスだった。
深夜のゲレンデをガシガシ登っていく、筆者が何故か林道に吸い込まれるようにルートミス、少しロスしてしまった。
兄ちゃんさんを先頭に、林道から尾根に乗り上げる、今日のルートはポコが多く、トラバースをしなければならない箇所が多く、ルーファイは非常に難しい。

筆者もなんとか前に出るが、ただでさえ真っ暗の中トラバースルートを引く技量はなく「練習しろよ!」とがっくり。
こんな暗い中GPS頼りで完璧なラインを引くYSHR先生大魔人さんは・・・ガチで凄い

長いトラバースを終えて
1339Pからは100mも降らなければならない、つまり帰る時には登り返さななければならない。
降る時のシールをつけたまま滑る、もちろんヒールフリーなので非常に不安定で滑るのが難しいが・・・YSHR先生大魔人さんはガンガン滑っていく。
一般人のモンタナ君には理解出来ない。

1380へ向かう細尾根までを先頭で歩かせてもらったがカリカリの斜面に加えて右側は雪庇、かなり辛い登りになった。

大瓢箪山に登れば、また下りが待っている。しょうがないが帰りの事を考えるとどんよりする。
ここからも非常に難しいトラバースが必要であり、こんな感じで終始自分の力が如何に無力なのか改めて感じた。

1657からは簡単な一本道であるが、非常に視界が悪くホワイトアウト状態。
皆を確認しながら登る、クラスト部分が多かったがなんとかシールのみで登り上げた。
そしてようやく大笠山のピークに立つことが出来た。
こんな厳しく長いルートを歩いてきて心より良かったと思う。

帰りは予想通り、登り返しがたくさんあり、非常に疲れた。
それにしても先頭のお二人は非常に元気で飛ばしている・・・
最初から最後までYSHR先生大魔人さんの凄さを改めて思い知った山行だった。

山スキー おすすめ装備

ウエア類

ベースレイヤー
山スキーでは歩きが多いので、登りで汗をかいてしまいますね。
そのまま標高が上がり寒くなると汗冷えしてしまい最悪低体温症になってしまいます。
このドライレイヤーを着用してからは本当に汗冷えが起きなくなりました。
絶対にオススメします。

バラクラバ
厳冬期にはバラクラバは必須です。
ネックウォーマーではしっかり顔をカバーできません。
ファイントラックの商品はゴーグルが曇りにくいように工夫されてあります。

グローブ
最近人気の防寒テムレス、値段も手頃です。
登山ガイドの方も使っている実績もあるので、安心してお使い下さい。ただ過度の信用は禁物です。

最近発売されたブラックテムレス。
袖から雪が入りにくいカフが新たに付いており非常に使いやすい。
余計なストレスを感じにくく使えるのでおすすめ。


最強のグローブ ブラックダイヤモンドのガイドです。
これを買えば厳しい寒さでも耐える事ができます。
手が冷えてしまうと本当に辛いですし、大きな怪我に繋がる可能性もあります。
五本指と三本指がありますが、三本指の方が寒さに強い。


インナーグローブ
インナーグローブにはBDを使っています。
つけ心地が良く特にストレスが感じませんが、手首周りが少し狭いです。

手汗が気になる方はファイントラックのパワーメッシュインナーグローブが快適性を保ってくれます。

ギア類

ウィペット
山スキー界ではもう一般的になってきたウィペットです。
筆者も普通のストックでも山へ行ってましたが今ではもうウィペットなしでは行けません笑
ビンディングの操作などでも非常に便利です。

ヘッドライト
標高が高い山はアプローチが長い場合暗いうちから歩き出すのでヘッドライトは必須です。
ヘッドライトの予備があれはGOOD. 信頼できるメーカーの商品を選びましょう。
壊れてしまうと一気に遭難してしまう状況もあります。


電熱線ゴーグル
これがあればバラクラバを鼻までかけても全く曇らないし、仮にラーメンを食べにいったとしても曇る気がしません。
難点といえば、モバイルバッテリーに接続しなければならないといった所であるが、内側の胸ポケットにバッテリーを仕込んでいれば簡単に接続できます。
曇る恐れがないし、非常に精神的に余裕が出てくるので、余計な注意力を削がれる必要もないのも良い点ですね。


その他

ブラックダイヤモンド(BlackDiamond) ゴールドラベル接着剤
弱ってきたシールの糊の上に塗ることで、粘着力を回復させる事ができる。
既存の弱った糊を剥がしても可能だが、手軽な方法として指にゴールドラベルを塗って
ヌリヌリすればOK。

スクレイパー
登り返しの時にシールを貼りますが、板に雪が残っているケースが多いと思いますが、このブラシがあれば簡単です
また凍った雪も固い部分を使って取ることができます。
下山後車に載せる前にも大活躍ですね。

 

 

 

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この記事を書いた人

酒と登山を愛するモンタナ君です。
陸上競技・海外在住などの経験を得て現在は一応自営業に携わっています。

初めて山スキーをした時の感動は忘れられません。
アルコールで記憶が消える前に、山スキーに行かなければ!!!

読書も好きなので、オススメ本教えて下さい^^

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