大辻山 ゲンゴロウ右ルンゼ
日時:2020.1.24
メンバー:Yさん 高校の同級生のM君 筆者
コースタイム;
深瀬大橋07:6 – 大辻山11:30 – 深瀬大橋13:13
合計5時間37分
ルート図
装備
ウィペット
行動食
満足バー2 ガッツギア4
備考
・積雪が少なく、雪が割れている箇所多し
・クマ谷は藪い
・デブリランドが多数見られた

深瀬大橋を渡って尾根に取り付く

ガンガン行きましょう

筆者とM君で交代しながら標高を上げていく

斜度が強く、キックターンが多くなった

雪が少ない

細尾根が長く、意外と厳しい

大辻山登頂

ゲンゴロウ右ルンゼエントリーポイント

M君がルンゼに飛び込む!!

ゲンゴロウルンゼ楽しい

競技者上がりのM君

元パトのYさん

ガスガスで何も見えない

最後まで面白い箇所が多い

沢に落ちないように気をつけて戻る

林道へ戻ってきた。

深瀬大橋
お疲れ様でした。
クマ谷滑走を今年の目標としていたので、天候が少し悪いが決行した。
沢登りで遡行しているので、是非スキーで滑走して見たかった。
星稜の同級生のMくんと基礎スキーの師匠のYさんと一緒にいく事になった。
除雪の邪魔にならないように、時間を調整して臨む、積雪はなかったので、除雪車はいなかったが、常に邪魔にならないようにと考えなければならない。
深瀬大橋を渡り、南西尾根に登るが意外と急な斜度で結構疲れた。
713Pまでにくれば後は一本道。
尾根に上がってからはガンガン高度を上げていく、雪は非常に水分を含んでおりベチャベチャ雪。しかしまだ小雨が降っているのがイヤらしいが気温が高いので、そこまで神経質にならずに済む。
M君のシールが下駄になったりと苦戦しながら1233Pに到達すれば後はもう少し。
大辻山が見えてくる。
初めての大辻山に到着すると同時に天候が回復してきて、今まで何も見えなかった風景からポツポツと山が顔を出してくる。
綺麗な景色を見ながらやっぱり山っていいなぁと思う。
早速クマ谷を偵察・・・残念ながら雪が少なく真っ黒でどうにも滑るという状況ではなさそうだった。
急遽サブプランであった、ゲンゴロウ右ルンゼに変更、尾根から下り1100ぐらいからルンゼにエントリー。見た感じ雪はそこそこあり、もちろん雪質が悪いがなかなか魅力に見えた。
雪はベチャベチャで思いがゲンゴロウ右ルンゼの斜面はただただ面白い、意外とスキーも走ってくれ、非常に満足できる滑走となった。
雪崩リスクは高いと思うが、是非パウダーの時にまた来たいと思う素晴らしいルンゼだった。
ゲンゴロウルンゼには右ルンゼ・左ルンゼとあり、次回は是非左ルンゼを滑りたいと思う。
そのまま降れば深瀬大橋近くの林道へ降りる事ができる、下部はデブリや雪割れがあり注意しながら降りた。
5時間半の満足感たっぷりの山行となり非常に良かった。
かなりのポテンシャルを感じた大辻山は金沢はからも近いので、また来たいと思う。
少なくともクマ谷右俣・ゲンゴロウ左ルンゼは行かなければならない。
お付き合い頂いたM君Yさん ありがとうございました。
山スキー おすすめ装備
ウエア類
ベースレイヤー
山スキーでは歩きが多いので、登りで汗をかいてしまいますね。
そのまま標高が上がり寒くなると汗冷えしてしまい最悪低体温症になってしまいます。
このドライレイヤーを着用してからは本当に汗冷えが起きなくなりました。
絶対にオススメします。
バラクラバ
厳冬期にはバラクラバは必須です。
ネックウォーマーではしっかり顔をカバーできません。
ファイントラックの商品はゴーグルが曇りにくいように工夫されてあります。
グローブ
最近人気の防寒テムレス、値段も手頃です。
登山ガイドの方も使っている実績もあるので、安心してお使い下さい。ただ過度の信用は禁物です。
最強のグローブ ブラックダイヤモンドのガイドです。
これを買えば厳しい寒さでも耐える事ができます。
手が冷えてしまうと本当に辛いですし、大きな怪我に繋がる可能性もあります。
五本指と三本指がありますが、三本指の方が寒さに強い。
インナーグローブ
インナーグローブにはBDを使っています。
つけ心地が良く特にストレスが感じませんが、手首周りが少し狭いです。
手汗が気になる方はファイントラックのパワーメッシュインナーグローブが快適性を保ってくれます。
ギア類
ウィペット
山スキー界ではもう一般的になってきたウィペットです。
筆者も普通のストックでも山へ行ってましたが今ではもうウィペットなしでは行けません笑
ビンディングの操作などでも非常に便利です。
ヘッドライト
標高が高い山はアプローチが長い場合暗いうちから歩き出すのでヘッドライトは必須です。
ヘッドライトの予備があれはGOOD. 信頼できるメーカーの商品を選びましょう。
壊れてしまうと一気に遭難してしまう状況もあります。
難点といえば、モバイルバッテリーに接続しなければならないといった所であるが、内側の胸ポケットにバッテリーを仕込んでいれば簡単に接続できます。
曇る恐れがないし、非常に精神的に余裕が出てくるので、余計な注意力を削がれる必要もないのも良い点ですね。
その他
ブラックダイヤモンド(BlackDiamond) ゴールドラベル接着剤
弱ってきたシールの糊の上に塗ることで、粘着力を回復させる事ができる。
既存の弱った糊を剥がしても可能だが、手軽な方法として指にゴールドラベルを塗って
ヌリヌリすればOK。
スクレイパー
登り返しの時にシールを貼りますが、板に雪が残っているケースが多いと思いますが、このブラシがあれば簡単です
また凍った雪も固い部分を使って取ることができます。
下山後車に載せる前にも大活躍ですね。