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【山スキー】四ッ岳 転倒と反省

先々週の第一本命だった四ッ岳。
土日に降雪があり月曜がいい天気という事で行ってきた。
メンバーは以前白山へ行ったメンバー

先々週の十石山も快適でいい思い出しかない平湯周辺

金沢を2時に出発
高速は空いており、快適に車を走らせる。
雪の影響もなく安全に運転出来た。
0400
平湯キャンプ場到着
すでに車が多数駐車していた。
あらあらもう少し早めの計画でも良かったのかなと少し後悔。

0420 キャンプ場発


同じタイミングで他のパーティーと一緒になった。
始めは先行していたのだが、後ろが早いので先に行ってもらった。
なんかみんな運動神経が良いオーラが出ていた。
全く我々はトレーニングが足りない。と気合いを入れ直す。

所々雪の下地が硬く、登りが難しい部分もあった。
急登はO氏が担当して グングン標高を上げていく。

ちなみにキャンプ場から綺麗にトレースが伸びていたので
全くラッセルする場面はなかった。

渡渉地点が近づくと前にヘッドライトの明かりが見える
先行者は何人いるんだろうか?

0520
大滝川渡渉点
情報通りスノーブリッジが出来ていない。 今年は果たして橋が掛かった事はあったのかな。
O氏が先頭で渡渉 飛び石もしっかりある冷静に渡れば怖くない。
スキーは担いだ方がいいだろう。 下手に投げたり渡したりすると落として濡れてしまうかもしれない。

1人が先行すればフォローは気楽なので後ろ2人はさっさと渡渉する。


暗い中での渡渉 先頭で行くのは勇気が必要

渡渉を終えた後は森をひたすら登るだけ。
途中ソロスキーヤーを追い抜く 声をかけて挨拶を交わす。
板をみると短い細板!!トレースがあると確信した戦略だ。 面白い♫
その後も何回かお話させて頂く 「金貯めてポンツーン買う!」と言っていた笑
是非是非!

2050mを超えてきたあたりで風が強くなってきたので防風対策をする。
改めて地獄ゴーグルは便利である。
どんな事があっても曇る事がない。
そしてこの辺りからピークが見えてきた。

風で吹き飛ばされそうにながらピークへトレースを伸ばしていく。
少し嫌なトラバース地点でスキーがデポしてあった。
とりあえずいけるところまでと思いスキーで進む。

登っている最中に滑走しているスキーヤーが 今日一番の滑走だろう。
かなり慎重に滑らなけばならないコンディション。
途中少し遅れていたK村さんを待つ、滑落の可能性もあるので慎重に慎重に。
クトーは必須である。

急登を登る

0923 ピークに到着
結果的にピークまでスキーのまま登った。

O氏とK村さん 空が澄んでいて最高の気持ちだった。

ピークでは風を遮る物がないので、すぐに身体が冷えてしまう。
長居は出来ないので、さっさとシールを剥がして滑走準備をする。

風が強いとシールを剥がす作業に大変難儀する。
いつもは強力な粘着に感謝する事が多いがこんな時は粘着が強すぎるとそれはそれで疲れてしまう。

用意するとさっさと滑り出す。

上部はアイスバーンであったのでもう少し警戒すべきだった。
滑走中に転倒してしまい5mぐらい落ちたと思う。 正確には分からないが。
転倒してすぐに片足の板が外れる、仰向けで滑りながら落下していく、何故だかは分からないが頭は非常にクリアな状態だった。
すぐにうつ伏せになりウィペットで滑落停止の姿勢を取る。 するとすぐに止まった。
普通のストックだったらどこまで滑り落ちただろうかと恐怖を覚える。
原因は以下2つの原因が考えられる。

・他の事に気を取られていた
筆者は一眼レフカメラを持ち歩く。デジカメより大きいので持ち歩きにくい事は確かである。
持ち歩く際はウエストバッグに入れている。
先日去年使っていたウエストバッグが大きすぎたので新しくちょうどいいサイズのウエストバッグを買った。
ただいざ使ってみると少し小さくカメラの入れ出しがやりずらい。
少しその事に気を取られていた。

・上手く滑りたいという気持ち
土曜日にゲレンデでスキーの特訓をした。
山でも上手く滑りたいという気持ちが大きくなっていたと思う。
具体的に言えば滑りが大胆になっていたと考えられる

しっかり反省して安全な登山をこれからも楽しみたい。
今回の事でウィペットの必要性を大きく感じた。
暇な時があればウィペットで滑落停止の練習をしていた。 今回まさかの事であったがすぐにウィペットを使う事が出来たので何事も日頃の準備が大切だと改めて感じた。
ちなみにこれが原因でカメラが故障した

それにしても最高のパウダーだった。 雪が軽く雪煙が舞う
滑れる距離も長く非常に快適だった。
山頂直下以外にはアイスバーンはなかった。
ひたすら快適なパウダーが下まで続く、途中からはツリーラン
写真を撮る暇もなくガンガン滑る。

1117
渡渉ポイント
来る時と比べて明るいので気が楽である。
さっさと渡る。

近くの滝が凍っていたのでウィペットで叩いてみたが歯が立たず。

渡渉してからシールを貼って登り返し
気温が高く日がガンガン差して来るので日焼止めを塗り足す。
あとはトレース沿いに滑るだけだ

1139
平湯キャンプ場 到着
駐車場に帰ってくれるので、非常に楽である。
四ッ岳はまた来たいと思える山であった。 登りも楽しいし滑りも楽しい。
今日のパウダーは最高だったなと金沢へ戻る
車内はいつもより賑やかだった。

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この記事を書いた人

酒と登山を愛するモンタナ君です。
陸上競技・海外在住などの経験を得て現在は一応自営業に携わっています。

初めて山スキーをした時の感動は忘れられません。
アルコールで記憶が消える前に、山スキーに行かなければ!!!

読書も好きなので、オススメ本教えて下さい^^

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