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【山スキー】十石山 フルラッセル

火曜日の祝日に十石山へ行ってきた。
日曜日にO氏よりメールがあり「行こうぜ」という事で山へ行くことに
本来は四ツ岳に行く予定が、雪の状態が不安だったので十石山に急遽変更。

朝若松Pに0200出発
雪が降っており、車の運転が不安
県内では難儀したが岐阜では快適な運転となった。
意外に岐阜県は降雪が少なかったのだろう。

十石山の登山口は白骨温泉近くにある。
0550
駐車場到着車は沢山止まっていたが登山者は我々だけだった。
運転で少し疲れていたので、少し仮眠をとる。
この仮眠が尾を引くとはこの時は全く思っていなかった。
0600
新たに車が入ってきた。 ワカン登山者だ。
0640
ワカン登山者に挨拶をして出発 20分ほど横になるだけで、身体は随分楽になった。


白山・立山などの山行は眠れないので、正直辛い。

0715
スーパー林道方面道標
ここから樹林帯を登る。
ここまでにクトーが必要な場面があったがここより上からは使っていない。
なんとも素敵な空間だろうか、登るだけで楽しく幸せな気分になる。
無論帰りはツリーランが待っている。
グングン高度を上げる。

0817
湯沢ノ平
ここは平な場所で、帰りの事を考えると登りのトレースを付けたい所であるがそうも行かず
結局筆者のルーファイは失敗と言える出来物だった。
ここら辺は目立つ物がなく、いつの間にか予定のルートを外しやすい。
GPSをしっかり確認しなければならない。

0940
東尾根
ここから急登が続く、ポンツーンでラッセル。
ジグを切りながら高度を上げる。


ようやく景色が開けてきて、気持ちも楽になる。
最後らへんは特にラッセルが厳しかった。 2人で交代しながらのラッセル。
ポンツーンがみるみる沈みながらも、前に上に進んでいく。
後ろに見えるトレースが少しだけ誇らしい。

最後の登りは気合いで登る

1050
十石山ピーク
ようやくピークへ乗鞍などが綺麗に見える。
ラッセルした甲斐があった。


強風の為に、避難小屋へ移動。 天気がすこぶる良く気持ちが良い。
来て良かった!!

1110
避難小屋
ここで大休止 補給などを済ます

1130
滑走開始
トラバースでトレース沿いに戻る。
そこからパウダー天国!!
腰パウを楽しむ O氏はテクニカル保持者だけあって本当に上手。

筆者も負けずにパウダーを滑るが、なかなかうまく滑れない。


途中登山者10人ほどにすれ違った。スキー・スノーシュー・ワカンといろんな形で登山を楽しんでいた。
十石山っていいですね♫
その中にスプリットボードにTLTビンディングを取り付け、ハードブーツを履いていたボーダーとお話した。
かなりマニアックな方であった。 人と会うといろんな刺激がもらえる。

東尾根は斜度もあり、楽しむ滑ることが出来たが湯沢ノ平は平坦なのでかなり難儀した。
ただ十石山の素晴らしい所は最後にあった
最後のツリーランが本当に最高!!

この斜面は本当に雰囲気がいいので、是非みなさんにもトライして欲しい。
歩いているだけで心地が良い。


ただ後1時間遅れていたら、パウダーの期限は終わっていただろう。
朝もう少し寝ていたら、散々な山行になっていた可能性が高い。

1310
駐車場到着
6時間半の充実した山行になった。


厳しいラッセルをこなしたからこそ山頂に立った時は達成感に包まれた。
滑りも予想以上にパウダーであり、山頂からの滑りは腰パウダーを満喫出来た。
帰りは平湯で汗を流し、高山ラーメンを啜り金沢へ戻った。
帰りの道から見えた乗鞍がいつもより綺麗に見えたのは気のせいだろうか。

おまけ:
誰かへのリスペクトを込めて モンスターライダー

動画あるので是非見てください。

目次

筆者のおすすめ装備

ウエア類

山スキーでは歩きが多いので、登りで汗をかいてしまいますね。
そのまま標高が上がり寒くなると汗冷えしてしまい最悪低体温症になってしまいます。
このドライレイヤーを着用してからは本当に汗冷えが起きなくなりました。
絶対にオススメします。

厳冬期にはバラクラバは必須です。
ネックウォーマーではしっかり顔をカバーできません。
ファイントラックの商品はゴーグルが曇りにくいように工夫されてあります。

今では山に行くと青い手袋を着用しているのが当たり前になりましたね。
登山ガイドの方も使っている実績もあるので、安心してお使い下さい。

インナーグローブにはBDを使っています。
つけ心地が良く特にストレスが感じませんが、手首周りが少し狭いです。

ギア編

山スキー界ではもう一般的になってきたウィペットです。
筆者も普通のストックでも山へ行ってましたが今ではもうウィペットなしでは行けません笑
ビンディングの操作などでも非常に便利です。

標高が高い山はアプローチが長い場合暗いうちから歩き出すのでヘッドライトは必須です。
明るさの変更が容易なのがGOODです。

その他

登り返しの時にシールを貼りますが、板に雪が残っているケースが多いと思いますが、このブラシがあれば簡単です
また凍った雪も固い部分を使って取ることができます。
下山後車に載せる前にも大活躍ですね。

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この記事を書いた人

酒と登山を愛するモンタナ君です。
陸上競技・海外在住などの経験を得て現在は一応自営業に携わっています。

初めて山スキーをした時の感動は忘れられません。
アルコールで記憶が消える前に、山スキーに行かなければ!!!

読書も好きなので、オススメ本教えて下さい^^

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