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[北陸の沢]大獅子山 大滝谷左又 [完璧な沢のひとつ]

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大獅子山 大滝谷左又 [完璧な沢のひとつ]

日程・概要

日程:2021年7月18日(日)

場所:富山県五箇山

タイム:西赤尾0700-落合橋(入渓地点)0720-林道合流1310-ブナオ峠13:57-西赤尾1600

人数:2人 会長

装備

装備:ロープ30m  カム・ハーケン

ソール:ラバー

難易度:中級 ロープワーク必要 

備考

・ラバーソールを使用 
・滝が沢山ある
・詰めの藪漕ぎはない
・記録はあまりないが最高の沢

ルート図:

日曜日予定が空いたので、会長に沢行こう!と誘ってみた。
すると会長が行きたい沢があるというので(どうせ外れだろうと思っていた)ブナオ峠近くの大滝谷左又へいくことにした。

色々調べて見るが記録はあまりなく、2つぐらいしか見当たらない。
ただ地形図にも’大滝’とわざわざ書いてある辺り、行くしかない!

ブナオ峠のまでの道は崩壊しているらしくゲートから歩いて進みます、すぐに崩壊地点がありロープが張られています。
落合橋から入渓、北陸の沢に関わらずも何か明るい感じ。

しばらく進むと大滝出現 まじ美しい! 結構感動した。 大滝は左から巻く、ロープを出した方が良いと思う。
その後もなかなか厳しい箇所が続く、594mの二又まで大分時間を使ってしまう。
特に5m滝は登れそうで登れないという感じ、もしまた来ることがあれば挑戦したい。

二又を超えてもまだまだ厳しい滝が続き、ロープを出す回数が増えて時間的に焦る。
焦るとと同時に予想以上に素晴らしい沢であり、本当に魅力的な沢だと感じる。
20m滝はかなり難しく、右から巻いたのだが、下部が結構悪く怖い思いをした、上に行けば強い木が沢山あるので安心できる。
15m滝もなかなか弱点がなく、右の草付きを無理やり突破。
どちらもリードさせてもらい、久々のスリル感を感じて怖いながらも満足感が半端ない。

後半になるにつれ、泳ぎやナメが出てきたりと、願ったり叶ったりの沢で会長は’予想以上すぎる’と感動していた。
加えて最後の登山道に詰める際も藪漕ぎは全くなし!
なんとも完璧な沢だった。

ブナオ峠からゲートまでは2時間ぐらい歩くハメになるが、最近運動不足なのでちょうどよかった。
崩壊だけではなく倒木もかなりあったので、復旧する目処は立つのだろうか?



出発!
崩壊地点
入渓地点
ロープが垂らしてある
広くて明るい
大滝!すごい迫力
左から巻く
大滝越えたら楽しい
5m滝は登れず
ここも懸垂
飽きる暇もない 滝ばかり
エメラルドグリーン
ぷかぷか
気持ち良い
20m滝 ここが一番悪い
右から巻く、結構怖かった
ここでハマると危険
15m滝  右の草付きから登る 意外と悪い
15m滝以降は 簡単な滝しかない
ナメっぽい?
詰めは 緑のカーペット
登山道に合流
ブナオ峠 僕は初めてきました
帰りは長いロード
ようやく帰ってきた
お疲れ様でした

筆者のおすすめ装備

ウエア類

沢登りでは水中の中に入る事も多く体温が低くなりがちです。 足袋タイプは足先の感覚が掴み安く登攀しやすいのがメリットです。 とりあえずこれから沢を始める方はフェルトをオススメします。 ソックスはネオプレン製がオススメです。 沢は常に濡れるので普通のソックスではNG 保湿力があるネオプレンソックスがオススメです。 足袋の場合はソックスも合わせよう。 沢には砂利が沢山あるので靴の中に入ってきますのでスパッツで入るのを防ぎます。 脛をぶつける事もお多いのでサポーターとしても非常に頼りになります。 沢ではいくら防水ザックを使っても中に水が入る事を想定しなければなりません。 ザックの中にインナーとして防水スタッフバッグは必携です。

ギア類

懸垂下降が必要な箇所が出てくるのが沢登りです。 ビレイでも使える物を持っていきましょう。 ぺツル・BDを買っておけば安心です。 筆者はBDのATCガイドを使用しています。 セルフを取るのに必要なPASは絶対に忘れては行けません。 登攀だけだはなく、高巻きの際にも有効です。 安全を確保する為にPASは大きな力になってくれます。 ハーネスは軽くて立ったままでも着用できるタイプがオススメです。
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この記事を書いた人

酒と登山を愛するモンタナ君です。
陸上競技・海外在住などの経験を得て現在は一応自営業に携わっています。

初めて山スキーをした時の感動は忘れられません。
アルコールで記憶が消える前に、山スキーに行かなければ!!!

読書も好きなので、オススメ本教えて下さい^^

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