湯檜曽本谷 沢登り
8月11-12日
【名渓】と知られる湯檜曽川本谷
休みを取れたので一泊二日で【名渓】に向かう。
湯檜曽川は、群馬県利根郡みなかみ町を流れる一級河川である。利根川水系の支流。「湯檜曽川本谷」は日本百名谷。 wikipedia
群馬県といえば遠いイメージがあるが、高速で行くと意外と近い。
湯檜曽川まで四時間半もあれば着く。
8月10日
道の駅雪あかりで車中泊
晩飯は米太郎さんの釜飯。
やっぱりお米が美味しい♪
夜は非常に暑かった。
他の車中泊している方もたくさんいたが、ドアが全開。
要は暑すぎる。
近くにスキー場がある高所にもこの暑さはおかしい。
8月11日
快眠が出来ないまま起床
5:00に道の駅を発つ
6:30
土合駅近くの駐車場着
多くの谷川岳を登る登山者を見かけた。
谷川岳は群馬・新潟の県境にある三国山脈の山である。日本百名山のひとつ。周囲の万太郎山・仙ノ倉山・茂倉岳などを総じて谷川連峰という。Wikipedia
ロープウェイもあり非常に驚いた。
日帰りから縦走まで色々楽しめる山である。
秋の紅葉が美しいと聞いているので、是非機会があれば行ってみたい。
駐車場を発
入渓地点までが長い・・・
朝から気温も高いので、非常に辛い。
我慢の時間が続く。
8:30
入渓。 いよいよ冒険が始まる。
魚止め滝を超えると、想像を絶する景色が眼前に広がる。
ガイド本や記録等で写真を見ることが簡単に出来る時代であるが
実際に体験して見る事には、敵う事はないと改めて感じた。
9:50
ウナギ淵
有名なウナギ淵
お腹くらいの深さと書いてあったが、そんな事はなく非常に深い。
泳ぎで突破する事に!
今日の為に水泳ゴーグルを買った私、この瞬間が楽しみで仕方なかった♪
意外と流れがある。
Iさんは流されスタート地点に戻されていた笑
私も少し流されながらも、なんとか通過。
ゴーグルを使用すると、水中の中まで綺麗に見る事が出来る。
持ってきて良かった。
ウナギ淵を超えてから
いい釜が次々と現れる。
水もエメラルドグリーンで綺麗。
飛び込みしかない!! 今回のメンバーはキャッキャ系(楽しむタイプ)なので
時間を使って遊ぶ笑
途中雪渓を発見。
雪渓の下を通るルートではなかったのは不幸中の幸いであった。
10:50 十字峡
正面に抱き返り沢が見える。大滝が待ち構える。
「こりゃ厳しいな」とKさん そりゃそうでしょうね。
手掛かりが全く見えない。
誰か取り付いた人はいるのだろうか?
大滝を横目に遡行を続ける。
20mの滝
残置のハーケンがある。
Kさんがリードで登る。
一応お助け紐を出してもらう、厳しい登攀ではないが高度があり少し怖い
Iさん 日頃のボルダリング練習の成果が見事に出ていた。
「やるねぇ」とKさん
クライミング能力がない人を連れて行くのは難しい沢かもしれない。
七ツ小屋沢との分岐を超える
BP(野営地)を探し、荷物を置く。
タープを張り、焚き火で暖をとる。
三人で火を囲む。
この瞬間はなんとも言葉に出来ない幸福な時間である。
6:30
BP発
すぐにいやらしい滝が現れる。
「朝一で、これは嫌だなぁ」と愚痴が自然と漏れる。
岩が剥がれやすく、迂闊に登れない。
なんとか三人とも登る。
いよいよ大滝が現れた!
左岸の岩壁が凄い! ワクワクが止まらない。
残置があり、利用しながら右岸から登る。
それからトラバースで大滝の落ち口まで向かう
トラバースの時なぜか勘違いして、足の踏み場がものすごく小さいと感じていたので
正直びびっていた、腰が引けるし、前のKさん後ろのIさんは???という感じ。
なんとかトラバースを終える。
「怖くないの?」と2人に尋ねると 「腰引けてたよー笑」と笑われる始末。
ふむ・・・どうやら、足場が下の段にもあったようだ。
草が多くて気づかなかった。
大滝を超えてたのでそろそろ登山道に合流した。
今回は朝日岳まで行かずに、最短のルートを選択。
巡視路で下山。
藪漕ぎもそこまでひどくなく、簡単に合流。
巻きの部分もあったがKさんが絶妙のルーファイ
これには驚いた、落ち口にぴったり降りてこれた。
帰りは長い
4時間半をかけて駐車場に戻る。
帰り道は本当に辛かった。
巡視路は人があまり入らず、道も良くはない。
それでもきちんと管理されているので、私達が歩くことが出来る。
しっかり感謝しなければならないと強く感じた。
13:20
駐車場着
長い下山道が終わった。
最後橋を渡る途中、大きな堰堤を見る。
「すげー」と三人で声を揃える。
下山途中色々辛かったが、戻ってみると楽しかった思い出が戻ってくる。
荷物を片付け、お風呂へ向かう。
湯檜曽川ではラフティングが有名らしく。
ツアーで賑わっていた。
自然との遊びはやっぱりいい。
綺麗な自然を守るのは私たちの使命だ。