医王山で沢登り 菱池谷 [オススメの沢]
日程・概要
日程:2021年7月4日(日)
場所:石川県金沢市
タイム:中河内0600-二俣0840-中河内0910
人数:2人 ケンさん
装備
装備:ロープ30m ウエットスーツ
基本何もいらないが 初心者がいる時は確保用のロープ必要
ソール:ラバー
難易度:初級
備考
・ラバーソールを使用 苔にも対応
・小さい沢ながら魅力的な滝が見られる
・詰めの藪漕ぎはほとんどなし
・金沢市街から非常に近い
ルート図:
菱池谷を遡行するのはこれで3回目となった。
瀬戸の長瀞が意外に面白いとは言えない状態で「確実に楽しい沢ない?」とケンさんに聞かれたので近くの’菱池谷’に連れて行く事にした。
医王山の沢では最難と言われ、プチゴルジュを要し楽しい登攀もできる。
金沢から向かうと夕霧峠に向かわずにそのまま湯涌の方へ向かい、10分ほどで菱池谷の入渓地点に着く。
駐車場には3台ぐらい停められる。
入渓のポイントは堰堤二つ越えてた辺り、段差はないので簡単に下る事ができる。
全体的に苔が多く’北陸の沢’という感じではあるが、ワクワクするような滝もあり非常に楽しめた。
ケンさんは最初’全然滝ないんですけど’と私は疑っていたが、滝が出てくるようになってくると楽しんでいたようだった。
全体的にコンパクトで気軽に行ける沢ではあるが、初心者では登れない滝も多いので是非注意してほしい。
ゴルジュからのCS滝は巻きが難しいのでそのあたりも考えなければならない。
水が切れるとあとは林道へ向かって一直線 (奥医王山を目指すのもアリ)
藪漕ぎは少しだけで、ストレスを感じる前に林道へ戻る事ができる。
いつ来ても楽しめる菱池谷だった。

ここに車を停めた

橋を渡り右側の林道を歩きます

入渓
蜘蛛の巣だらけ

しばらくはゴーロ

いよいよ小滝が

どんどん出てきます

最難の滝
5回目でようやく
二人とも苦労しました

フリクションを使って

唯一登れない滝

記念撮影

ケンさんはカメラマン
ありがたや

ガシガシ進みます

プチゴルジュ
6mCS滝

コツを掴めばサクッと登れます

良い雰囲気

藪漕ぎはそこそこ

突っ込めー

林道に合流
お疲れ様でした。
筆者のおすすめ装備
ウエア類
沢登りでは水中の中に入る事も多く体温が低くなりがちです。
足袋タイプは足先の感覚が掴み安く登攀しやすいのがメリットです。
とりあえずこれから沢を始める方はフェルトをオススメします。
ソックスはネオプレン製がオススメです。
沢は常に濡れるので普通のソックスではNG 保湿力があるネオプレンソックスがオススメです。
足袋の場合はソックスも合わせよう。
沢には砂利が沢山あるので靴の中に入ってきますのでスパッツで入るのを防ぎます。
脛をぶつける事もお多いのでサポーターとしても非常に頼りになります。
沢ではいくら防水ザックを使っても中に水が入る事を想定しなければなりません。
ザックの中にインナーとして防水スタッフバッグは必携です。
ギア類
懸垂下降が必要な箇所が出てくるのが沢登りです。
ビレイでも使える物を持っていきましょう。
ぺツル・BDを買っておけば安心です。
筆者はBDのATCガイドを使用しています。
セルフを取るのに必要なPASは絶対に忘れては行けません。
登攀だけだはなく、高巻きの際にも有効です。
安全を確保する為にPASは大きな力になってくれます。
ハーネスは軽くて立ったままでも着用できるタイプがオススメです。