瀬戸の長瀞峡 小矢部川が誇る泳ぎ沢
富山県小矢部川上流には非常に綺麗な長瀞があるのはご存知だろうか。
沢屋には泳ぎの沢と愛され 瀬戸の長瀞峡として愛されている。
富山県のウェブサイトでも紹介されているので是非見て欲しい
最近は雨が多く、日曜日も雨模様であったが休みが取れたので、せっかくだから沢に行こうと思い
沢仲間を当たると小松在住のケンさんが子育てで忙しいながらも行けるそうだ。
エリートサラリーマンかつ子育て中で多忙ながらも一緒に来てくれて感謝。
金沢からは湯涌から富山へ向かうルートで約30分ほどで到着。
刀利ダムから気色悪いトンネルを通るのも趣があって良いのではないだろうか?
途中の広場で車を停め、橋の辺りから入渓。
すぐに堰堤に当たるので巻くことになった、結構無駄な時間を過ごしたので、最初の堰堤を超えた
辺りから入渓するのが良いのかもしれない。
聞いていた話では、堰堤を越えた辺りから水量が増えて面白いと言われていたのだが・・・
いつまでたっても水量が増える事なく、二人でジャボジャボとひたすら進んでいく。
今日は雨予報であり、増水の不安もあった中でのこの水の量はがっかり。
ライフジャケットとウエットスーツも準備したのに今回はオーバースペックとなった。
それでも進んでいくうちに、ゴルジュに遭遇した。
いつでもゴルジュに遭遇するとワクワクして、沢登りって感じがする。
そこそこ流れが強く私はそこそこ難儀するも、セミドライを着用するケンさんは余裕で先を行く
「カオレにまた行きたい」という彼・・・ まぁ北陸の沢を満喫しようではないか汗
核心のゴルジュを超えれば、ひたすらジャボジャボ歩くだけ。
時々面白い箇所はあるはあったが、増水時に来なければあまりにも淡白。
計画では同ルート下降であったが、これだけ水量が少ないと、逆に時間が掛かると判断して
ルンゼから林道へ戻る。
藪漕ぎもなく容易に戻る事が出来た、危険な場所は全くない。
林道を歩き、駐車場まで登ると「もう一本いく?」とケンさんが言うので
地元医王山の沢へハシゴすることにした。
日程:2021年7月4日(日)
場所:富山県南砺市
タイム:中河内0600-二俣0840-中河内0910
人数:2人 ケンさん
推奨装備:フローティングロープ
ソール:ラバーを使用 しっかりグリップ フェルト神話が崩壊か・・・
難易度:初級
備考
・ラバーソールを使用 しっかりグリップ
・水量は大分少ない
・巻きでの心配はない
・泳ぎ沢としては楽しい
ルート図:

駐車スペース

橋の下から入渓

すぐに堰堤にぶつかる
巻いて超える

堰堤から見る沢

いよいよ本番

期待を抱きながら進んでいく

水量が増えてきた

ゴルジュへの入り口

楽しい箇所

流されそ〜

ラバーソール
信頼できます

楽しい!

ぷかぷか

こーゆーのが楽しい

ガンガン行きましょう

もっと水量があれば

朽ちた吊り橋

穏やかに

ケンさん

最後の泳ぎ

二股 ここで終わり

藪漕ぎはほとんどなし

林道へ合流
お疲れ様でした
筆者のおすすめ装備
ウエア類
沢登りでは水中の中に入る事も多く体温が低くなりがちです。
足袋タイプは足先の感覚が掴み安く登攀しやすいのがメリットです。
とりあえずこれから沢を始める方はフェルトをオススメします。
ソックスはネオプレン製がオススメです。
沢は常に濡れるので普通のソックスではNG 保湿力があるネオプレンソックスがオススメです。
足袋の場合はソックスも合わせよう。
沢には砂利が沢山あるので靴の中に入ってきますのでスパッツで入るのを防ぎます。
脛をぶつける事もお多いのでサポーターとしても非常に頼りになります。
沢ではいくら防水ザックを使っても中に水が入る事を想定しなければなりません。
ザックの中にインナーとして防水スタッフバッグは必携です。
ギア類
懸垂下降が必要な箇所が出てくるのが沢登りです。
ビレイでも使える物を持っていきましょう。
ぺツル・BDを買っておけば安心です。
筆者はBDのATCガイドを使用しています。
セルフを取るのに必要なPASは絶対に忘れては行けません。
登攀だけだはなく、高巻きの際にも有効です。
安全を確保する為にPASは大きな力になってくれます。
ハーネスは軽くて立ったままでも着用できるタイプがオススメです。