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[北陸の沢] 称名川 ザクロ谷 上の廊下見学[ゴルジュ]

以前よりどうしても行きたかったザクロ谷。
完全遡行はかなり難しいので、今回は上部のみ遡行にチャレンジした。
9月14日 金沢5:30 大日平登山口7:10 から牛の首9時
牛の首からは非常に簡単にザクロ谷に入渓できる。
下部も遡行するのであれば、雑穀谷から行かなければならない。
牛の首から少し薮を下ると、ザクロ谷につく。
すぐにはゴルジュ感は感じられない。
「本当にザクロ?」という感想がでるぐらいである。
テントなどの荷物をデポして遡行を開始する。
てまり滝が現れる、どうにも登れそうにもない。
無論巻き道を探す。
右岸から巻道を工作する、なんと残置ロープが出ていたので、それを使いながら巻く。
巻きながら思う 「綺麗な滝だなぁ」
巻きが終わると、早乙女沢出合に着く。
ハート型の釜を発見!!
いよいよゴルジュが待ち構えている!!
これがザクロ谷か・・・ と改めて思うほど 最初の滝から釜が深い。
Tさんが釜でメガネを落としてしまったらしい。
今回は撤退前提なので、時間はあるので潜って探す事に・・・
「寒すぎる!!」とMが叫ぶ!! 記録にもあるがザクロ谷の冷たさはどうにも異常すぎるようだ。
もちろん皆ウエットスーツを着ている。 それでも寒いのである。
有名な口なしの滝が現れる。 ヒールフックで突破とあるが、どうも足が上がらない。
水中からの一歩がどうも難しい。
遡行を続けると 緑の回廊が見られる。
本当に美しい景色である。
沢登りをしなかったら本当に見られる事がなかった風景だと思う。
非常に美しく、生きていて良かったとすら思えた瞬間であった。
それからも、かなり厳しい滝が続く。
今回投げ縄が非常に重要だった。
私のゴルジュハンマーがかなり引っかかりやすく、非常に役にたった。
次回挑戦の時は積極的にハンマーを投げる!
5時間ぐらいかかり、4段25mの滝が見えてくる。
しかし時間の関係で戻らなければならないので初日は25m滝に到達はできなかった。
牛の首まで戻り、次の日に備える。
9月15日
6:00に起きる。
今日が17:30に閉まるゲート問題があるので、深入りはできない。
ゲートに文句を言ってもしょうがない。
朝はゆっくり過ごし、8:00に出発。
前日遡行したルートを改めて登る。
ショルダーを積極的に活用したので、前日より断然早い!!
10:30に4段25m滝
直登は不可だと感じられた。
右岸から巻く事になる。 よく見るとリングボルトが見える。
ただ5m部分上にあるので、クリップするまではかなり怖い。
ショルダープラスチョンボ棒を使ってクリップを試みるも長さが足りず断念。
それにしてもスラブがかなり悪そうであった。
滑りそうなスラブなので、クリップするまでが勝負なのであろう。
次回は長いチョンボ棒を用意しなければならない。
加えて防寒装備など、ザクロ谷に向けた装備は特別に用意しなければならない。
12:00にBCに戻る。
少し休憩をして登山口を目指す。
牛の首の登り返しも急なので、残置ロープを掴みながら
がしがし登る。
1430登山口
ついに戻ってきた。
ザクロ谷とは違い多くの観光客で賑わっていた。
称名滝を見にいくのであろう。
こうゆうギャップも嫌いではない。
グリーンパーク吉峯で汗を流し金沢へ戻る。
今回の遡行で非常に多くの物を得たと感じる。
自分でも感じるほど成長できたと思う。
次こそは完全遡行したい。
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この記事を書いた人

酒と登山を愛するモンタナ君です。
陸上競技・海外在住などの経験を得て現在は一応自営業に携わっています。

初めて山スキーをした時の感動は忘れられません。
アルコールで記憶が消える前に、山スキーに行かなければ!!!

読書も好きなので、オススメ本教えて下さい^^

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