【読書】世にも奇妙なマラソン大会 高野秀行(著)
私は学生時代陸上部に所属しており、高校駅伝では都大路という全国大会にも出場した。
つまり私は走ることに興味があり、これまでもトレイルランニングという山道を走る競技?スタイル?でいろんな経験をしている。
今回たまたま本を探していると’世にも奇妙なマラソン大会’と非常に興味をそそるタイトルを発見した。
買うしかない!人生は長いようで短い!
尊敬するYSHR先生が言っているようにチャンスはその場限りである。
アマゾンでポチるとすぐに送られてきた。
いやー現代は本当に凄い、いや配送に携わる方々のお陰の他ならない。
本の内容としては高野氏がマラソン初心者ながら何故か西サハラの砂漠マラソンに申し込むことから始まり、二人のカメラマンを道ずれに参加することになる。
ただのコメディではなく現地の社会情勢を踏まえた非常に読みやすくも勉強になるテイストに仕上がっている。
また高野氏が現地であう同じ参加者との触れ合いも面白い点である、西サハラという普段聞かない地域で行われるマラソンにはどんな人が参加するのであろうか?という疑問は誰でも持つと思う。
全く走るができない人間がぶっつけ本番で砂漠のマラソンに挑戦したらどうなるのか?というだけでもすでに面白いのである、
これまでの高野氏の功績を知る者はもちろん、この本をきっかけに高野氏の魅力にどハマりしてしまう人間が急増する。
そんな事態が起こるのではないかと密かに楽しみにしている。