【読書】アジア新聞屋台村 高野秀行(著)

【読書】アジア新聞屋台村 高野秀行(著)

高野本は本当に面白い。
気になる本があればすぐさま買ってしまう自分がいる。
ちなみに私は本を買う時にあらすじなどをそこまで気にする事はなく’直感’を大事に選んでいる。
正直な所この本は以前にも気になったのであるが私の直感が’冒険物’を欲していたので、当時は買う事はなかった。

それから多くの高野本を読んで気づいた事がある高野本に置いて海外にいく事が冒険ではなく’高野本’全てが冒険本と感じた。
アマゾンで本を探しているとアジア新聞屋台村が出てきたのでサクッと購入。

タイトルからあるようにこれは新聞の話であり、若い時の高野氏がバイトで外国人が社長のエイジアンという会社で働くという話である。
もちろん東京での話であり、高野氏は例のアパートに住んでいる頃の話だ。

あえて本の内容を話す必要もないが、この本では日本人が外国人集団の会社で奮闘する姿が描かれている。
日本人が外国で体験というのは一般的であるが違うのである、東京の話という点が面白い。

我々読者も日本人であろうから、自然と高野氏に同調する事が多くなるだろう’常識だろ!おかしいよ!’と何度も思う事がある。
ただその価値観こそ我々のマイナス面と言えるのだ。
自分の経験からなる価値観を無理やり他人(外国人)に押し付けて何の意味があるのだろうか?

私はこの本をどのような立場で見ただろうか?
僅かながら外国で住んでいた経験がある私は、エイジアンという会社が少し懐かしくもあった。

現在社会人として働いているので、今更そのような会社にいく事もないだろう。
だからこそ非常に羨ましく、もしあのまま外国で働いていたら違った人生もあったのだろうか? いやそこまで頑張って外国に居る事ができたのだろうか?
アジア新聞屋台村を読んで思う事は沢山あったし、過去の自分を思い出す事もできた。
普段の生活では得る事のできない感情というか考えは’本’という媒体を通して得る事が多い気がする。
改めて読書は良い。
さて読者のみなさんはどのような感想を持つだろうか。

手先が不器用なモンタナ君です。 モンタナスポーツの広報としてお手伝いさせて頂いております。 美しい雪景色をみながら自分だけのシュープールを描きませんか?