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【読書】バッタを倒しにアフリカへ 前野ウルド浩太郎(著)
私が所属する山岳会の同期の知り合いだとという事で’バッタを倒しにアフリカへ’という本を手に取ることになった。
すでにベストセラーになっており、巷では有名だったらしいのが、私は全く知らなかった。
そもそも昆虫学者の本なんて普通の人は思わないだろう。
前野氏は優秀な学生であり、バッタを愛する者であるが、バッタを愛しているだけでは生きていけないという事を感じており、様々な補助金を頼りに奮闘している。
’バッタ博士’という誰でも分かりやすいキーワードを武器にスポンサーを探すという描写があり、なかなか頑張って成果を上げるだけでは難しい現実があるのがわかる。
収入無しの状態にも関わらず砂漠へ研究に行く彼の度胸というか’行動力’は見習いたい。
不平不満を言う人は多いが行動する人は少ない。
私もネットする時間が増えるに伴って’不平不満’を言う事が増えているかもしれない。
まずは’行動’しなければ、何も自分にとって残らない。
兎にも角にも砂漠地帯で言葉もまともに通じない状況の中で確実に仲間を増やして、信頼を得ていく姿はRPGゲームのようである。
’ウルド’と言う名前がそれを物語っているのだ。
是非読者の方にはこの前野氏の挑戦を見て欲しい。
誰でもチャンスはあるし、リスクをとって行動する事によって成功(金持ちになる事だけでない)に近づくのである。
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