山スキーと幻覚
遭難記録とかを時々読んだ事はあるが、遭難すると決まって起こる事が’幻覚’であるが、奇しくも筆者は遭難していないのに関わらず
幻覚を見る事になった。
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今回はその原因を探ってみた。
要因
・疲労
・寝不足
・精神的不安
・正常性バイアス
・エネルギー不足
・疲労
もちろん八郎坂を登ってきたので疲労はないとも言えないがこの程度の疲労はいつも経験している。
・寝不足
おそらく原因はこれ。
ロング山行の場合夜仮眠をするが、この時は仮眠ができなかった。
仮眠は1時間でもしておいた方が良いと思う。
・精神的不安
アルペンルートは危険なところが全くないので精神的不安はないと言える。
ただ八郎坂にかなりのストレスを感じていたので、下山の際の事を含めて精神的に疲れていたのかもしれない。
・正常性バイアス
「多分大丈夫」などと自分は平静を保とうとするバイアス。
今回はいたって平和なアルペンルートを歩いていただけなので正常性バイアスとは考えにくい。
・エネルギー不足
寝不足と共にこれが原因だろう。
真夜中の八郎坂で色々大変だったので、エネルギーが十分に取れていなかったのだろうか?
一応八郎坂を登り終えてからはしっかり補給したのだがそれでも充分ではなかったと考えられる。
結論と対策
以上の事からメインの原因は寝不足とエネルギー不足だろ考えられる。
仕事は休めないので寝不足に関しては対策が難しい所であるが、エネルギー不足対策については意識すればしっかり対応できる。
できる事から対応していく事が大切。

アルペンルート