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遭難事故 登山にヘッドライトは必須

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遭難事故 登山にヘッドライトは必須

寒くなってきてこれから本格的な山スキーが始まると思うとワクワクしてくる。
ただ楽しい事だけでもなく、危険な事もあるのでしっかり気を引き締めなければならない。

今日も遭難のニュースが流れてきた。
三重県で女性2人が遭難してしまったらしい。
昼から歩き出し夕方5時ぐらいから下山したがすっかり暗くなっており遭難、そして110番したようだ。
ヘッドライトを持っていなかったようなのでそれはそれは怖かっただろう。
またペットと一緒に登山していたようであり、ペットも後から発見されたようだ、ただペットをしっかり管理できていなかった点はしっかり反省して欲しい。

御在所岳で遭難女性2人を救助
【三重郡】四日市西署は22日、鈴鹿市内の看護師女性2人が菰野町菰野の御在所岳の6合目付近で遭難したと発表した。2人は救助され、無事だった。同署は管内で今年に入ってから20件の山岳遭難事故が発生しているとして、注意を呼び掛けている。

同署によると、遭難したのは同市白子町の女性(24)と同市南玉垣町の女性(24)の2人で、同じ病院で働く同僚。2人は21日午後1時ごろに登り始め、日の落ちた同5時ごろに下山を開始した。途中で帰り道が分からなくなり、110番した。

同署は、2人には懐中電灯などの装備がなかったため、山中で一晩過ごしてもらったほうが安全と判断。翌22日に同署山岳警備隊が出動し、同日午前7時20分ごろ、登山道から外れた地点で遭難した2人と一緒に連れていたペットの犬を発見した。

紅葉シーズンを迎えて登山者の遭難事故が頻発しているとして、同署は「気温が低く、日没も早い。昼までに下山できるスケジュールで計画し、登山靴や懐中電灯、雨具、食糧などを用意して山を登ってほしい」と登山客に万全の備えを求めている。
出典 伊勢新聞

ヘッドライトは必須
登山にはヘッドライトは必須である。いくら低山であろうがトレランであろうが絶対に携帯しておきたい。
今回はオススメのヘッドライト紹介したいと思う。

Black Diamond(ブラックダイヤモンド) スポット 【325ルーメン】
325ルーメン



筆者愛用のヘッドライト。
特に不満もなく、しっかり活躍している。 不満もなく使えている事が一番大切な道具であろう。

PETZL(ペツル) アクティック コア 【450ルーメン】

総合的によくできたヘッドライトだと思います。明るさの広がりが大きくて視界は良好です。夜、明るさを強、中、弱の『中』でマラソンをしてみましたが、ずれることもなく自分の前方を優しく照らしてくれます。450ルーメンの『強』にするとかなり明るいので心強いです。ライトの明るさは3段階調整なので、細かい明るさの調整はできないのですが、普段『中』の100ルーメンで使用しておりますが自然と目が慣れてちょうど良い明るさに感じます。(本当は125から150ルーメンの明るさが欲しいところですが、電池の持続時間を増やすためには、目が慣れればよく見える100ルーメンがちょうどなのだろうと思います)購入の参考になったのが、『充電式ヘッドライト頂上対決!リボルトvsアクティック』と言うホームページ(記載されているのは、アクティックとアクティックコア350ルーメンで、現行は450ルーメン)の数時間経過した後のライトの明るさでした。ぺツルのコンスタントライティングと言う機能は初期の明るさが一定時間持続すると言うもので、これはとても良いと思います。バッテリーも、今まで乾電池式のものばかりを使用していたので、充電式バッテリーはどうかと思いましたが、これはとても良いです。しょっちゅう電池交換をして使い終わった電池が山になっていたのでそれが出ないと言うのはとても助かります。電池も購入しなくていいので、コスパもかなり良いのではないでしょうか。(単4アルカリ電池3本でも使用できますが、『リチャージャブルバッテリー『コア』の場合、表示された照射時間にわたり概ね一定の明るさを保ちます。乾電池の場合、電池の消耗にしたがって徐々に明るさが減少します。と、記載がありました)ロック機能も付いております、使い方がわからなかったのでメーカーに問い合わせたところ『消灯した状態でスイッチのボタンを長押し(4秒)すると、赤LED、白LEDが点灯した後に、赤LEDが点滅する。この状態でロックが掛かります。(ロックされている状態でスイッチを押しても、赤LEDが点滅する。)ロックの解除方法は、同じくスイッチのボタンを4秒長押しすると、ロックが解除され白LEDが点灯する。』とのことでした。装着感が良いのでつけていることを忘れてしまうことがありました。
出典 アマゾン

筆者の周りでも使っている方が多い。
乾電池を使う必要がなく、無駄なゴミを出さずに済む事も素晴らしい、手間も省ける。

Ledlenser(レッドレンザー) Hシリーズ 【600ルーメン】

フラットな円形照射タイプのヘッドライトが欲しくて他店で購入。
ジェントスのGH-003RGとどちらにするか迷いましたが、使用電池の種類と値段、明るさ、本体重量を考慮してH8Rにしました。

【使用電池/充電方法】
GH-003RGは専用のリチウムイオン充電池か、単3アルカリ乾電池4本使用。
ニッケル水素電池も使えると思いますが、放電中に内部のガスが漏れて接点等を腐食する可能性があるようです。
eneloop pro をぜひ使いたかったのですが諦めました。
アルカリ乾電池は非常用として備蓄しているので使いたくなく、専用充電池は値段が高いです。

H8Rは付属の専用18650電池(フラットトップ)を使用します。
他社製の18650電池も使用可能で、以下の電池で点灯を確認しました。

Panasonic NCR18650B(3400mAh)、 NCR18650GA(3500mAh)
KEEPPOWER 18650(3500mAh) 、 IMR 18650(3500mAh)
TrustFire 18650(3000mAh)
JETBEAM.JP IMR18650B-3000-BT(3000mAh)

18650電池はアルカリやニッケル水素ほど手軽に入手できませんが、ネットでは簡単に入手できて値段もそこそこです。
ちなみにH8R専用の18650電池(LED LENSER 7704)は4千円前後します。

充電はバッテリーボックスに入れたまま付属のUSBケーブルでPCやモバイルバッテリーと繋いで行います。
別途USBアダプターを用意すればコンセントからも充電可能です。
専用18650電池はKEEPPOWER等の充電器でも一応充電できました。

【明るさ】
個人的に着目したのはLowの明るさで、GH-003RGは80ルーメン、H8Rは10ルーメン。
80ルーメンはそれなりに明るくて好みですが、ランタイムと至近距離での使用を考えると10ルーメンに軍配が上がります。
文字の読み書きや食事など手元の作業に最適な明るさです。
この10ルーメン、点灯してから1分ほど経つと6段階に輝度が低下していき、ほんの少しだけ暗くなります。
暗さに目が慣れることからそういった機能が付いているのかなと思います。

初期の点灯パターンはPower→Mid→Lowの順ですが、Low→Mid→Powerにも変更可能です。
また、ロックアウト機能もついています。
電池の残量が少なくなると点滅して知らせてくれます。

【本体重量】
電池を含んだ重さでGH-003RGは295g、H8Rは158g。
断然H8Rの方が軽量で、頭へ装着している間も重みによるストレスが殆どありません。

【気になる点】
ヘッドの先端を回してフォーカス調整を行う時、片手ではキツくてなかなか回せません。
もうちょっとスムーズに回せるようにしてほしかったです。

ワイド照射でちょっと残念だったのが、綺麗な円形照射ではなく少し歪だったことです。
照射範囲も少し狭く感じます。ハンディライトほどは期待しすぎでしょうが…。
ただ光色だけは自分好みで、物が見やすい理想の中間的な白色です。

【製品保証】
H8Rの保証期間は5年間で、公式サイトで製品登録すると7年間になります(登録済み)。
登録手順は簡単で、付属の登録カードのバーコードを読み取るか、記載のURLから登録ページにアクセスします。
そこで購入店名、購入日、姓名、住所、メールアドレス等の他、H8Rのヘッド部分にある10桁の数字を入力して完了です。

【総評】
明るさに関してはほぼ満足で、欲を言えば600・180・10ルーメンがベストです。
600ルーメンは直ぐ高温になるので、通常は250ルーメンか10ルーメンでの使用が好ましいです。
配光にはちょっと不満が残るものの概ね納得しています。
予備バッテリーも簡単に入手でき、長期保証つきで安心して使えます。
仕事よりは普段使いやアウトドアにピッタリのヘッドライトだと思います。

追記(2017/9/23)
アカ〇センターでH8R対応のカラーフィルター4色セットを買いました(画像追加)。
カラーはイエロー、レッド、ブルー、グリーンで、色鮮やかに出ます。
フィルターはしっかり嵌って落ちることは無く、そのままヘッドを回してフォーカス調整もできます。
各色に1枚ずつ拭き取り用クロスが付属します。

追記(2017/10/27)
アカ〇センターの担当の方にフィルター各色の特徴を一部教えて頂いたので記します。

イエロー:暗所での夜目の保護。赤に比べ色の識別がし易い。雨天や霧などでは波長が長くなるので見通しが良くなる。車のフォグランプのようなもの。

レッド:暗所での夜目の保護。物の輪郭や形がはっきり分かる。遠くからは目立たない。

ブルー:比較的白に近く使える。傷やホコリなどが見え易くなる。蛍光体が良く反応する。遠くから目立たない。

グリーン:傷やホコリが見え易くなる。遠くからでも目立つ。

出典 アマゾン 

トレイルランナーに人気な印象。
登山者とトレイルランナーで好みのメーカーが違うのも面白い。

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この記事を書いた人

酒と登山を愛するモンタナ君です。
陸上競技・海外在住などの経験を得て現在は一応自営業に携わっています。

初めて山スキーをした時の感動は忘れられません。
アルコールで記憶が消える前に、山スキーに行かなければ!!!

読書も好きなので、オススメ本教えて下さい^^

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