山スキーにおけるシールトラブル

山スキーにおけるシールトラブル

以前山スキーの道具をケチってはいけないという記事を書いた訳であるが、実際に筆者が体験したトラブルの内容について書いていきたいと思う。
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スキーシール(クライミングスキン)

シールとはスキーの裏につけるのもで表が毛、裏が接着面となっており、表の毛が雪上をグリップする事で登る事ができる。
元々はアザラシの毛を使っていた事からseal(アザラシの英語名)と呼ばれているそうだ。
筆者は本当のアザラシの毛のシールを使った事はない、非常に興味はあるが・・・・
毛の種類にはナイロンとモヘアがある
ナイロンは湿雪、モヘアは乾雪に強いと言われている。
北陸に住む筆者はナイロンを購入しているが、自分のスタイルに合わせて選べば良いと思う。
ナイロンとモヘアのミックスというものあるので、まずは自分で調べてみよう。

筆者が遭遇したトラブル

以前書いたブログにも書いてあるが、筆者がケチって型落ちのシールを買った所、登り始めてしばらくすると、テール部分から剥がれてしまった。
一度剥がれるとそこから雪が入ってきてしまい、トップ側までどんどん雪が詰まってきてしまう。
気温は0度以下なので一度冷えた粘着力はそうそう戻るものではない、ウエアの中に入れて温める事は有効と言われているが、必ず粘着力が戻るとも言えないので、ロングルートの場合は敗退しなければならないだろう。
甚之助手前でシールが本格的に剥がれてしまい、バンドか何かで固定しようとスキー板を抜いた瞬間「ヤバ!!」と腰まで雪に埋まってしまった。
如何にスキー板の浮遊力が大きいものだと改めて感じた。
スキーが流れてしまわないように注意しながら、シールを無理やり取り付ける、もしスキーが流れてしまったら死んでしまう可能性は高かったかもしれない。
パニックにならないように!と自分に言い聞かせながらシールを取り付けて、ゆっくりゆっくり登り甚之助までたどりつく事ができた。
その日は甚之助以上進めなかったのは言うまでもない。

本当に死ぬ可能性もあったし怖いとも思ったこの経験であるが、理由はたったひとつ「道具をケチった」それだけの事である。
5千円ほどケチっただけで、人生が終わるかもしれないのである。
人生は長いし大切な人間や大切に思ってくれる人も少なからず誰とでもいると思う。
簡単に死んでは悲しむ人がいることを理解して山スキーという’危険な部分’を持った遊びを楽しまなければならない。

筆者のオススメシール

BDのナイロンである。

理由としては、強い山スキーヤー達が使っているというそれだけの事である。
長々と製品説明を受けたとしても、やはり実際に使われているという事実が1番の信用になってくる。
筆者がBDナイロンにしてからはトラブルが起きていないのでオススメできるとは言える。
もちろん粘着力は劣化していくので日々のメンテナンスは欠かせない。

メンテナンス方法

筆者はBDのゴールドラベルを指に付けて、既存の上から塗り塗りしている。
特にトップ部分は重要なので、頻繁にメンテナンスしている。
いくら他の部分が強くてもトップ部分が弱ければトップからどんどん雪が入ってきてしまい、あっと言う間にシールが剥がれてしまう。

 

手先が不器用なモンタナ君です。 モンタナスポーツの広報としてお手伝いさせて頂いております。 美しい雪景色をみながら自分だけのシュープールを描きませんか?