スキー・スノボをする若者が減っているらしい
筆者も昔はスキーが嫌いで無理やり親に連れて行かれるので泣きながらスキー場に連れて行かれた思い出がある。
正直言えばその思いがあるので競技・基礎スキーにのめり込む事を本能的に拒んでいるのかもしれないし、これからも競技・基礎スキーにハマる事はない。
大学を卒業して多くの人間と出会い新たな世界を知れた。 山スキーがそのひとつである。
あくまでも個人的な意見となるかも知れないが、山スキー・BCは自由に滑れるという事が魅力である。
決してふかふかのパウダーを求めているスキーヤーだけではない。
そもそもスキー・スノボがスポーツのような面を追い求めていくのであればこれからは斜陽産業として落ちこぼれて行くだけに違いない。
ちなみに山スキー・BCには速く滑る必要もなければ綺麗に滑る必要も全くない。
時代は代わり幸運にも今は自由に滑るという文化はゲレンデにも浸透している。
今の若者はネット社会に生きているので、自由をどう感じているか分からないが少なくともバブル時代に存在していた
’スキーはこうであるべき’という文化は今ではほとんど消えているので、若者には意気込まずに気楽な感覚でゲレンデにきて欲しいと心から願っている。
持論であるがスキー・スノボには金銭的な問題はもちろんだが、始めたらならば上手くならなければならないという無言のプレッシャーが多くのスキーヤー達の足を少しずつゲレンデから遠ずけてしまったのではないかと感じている。
今更楽しめばいいよ!とアナウンスしても少し遅い気がするのは筆者だけであればいいのだが。
<20代前半のスキー実施率は過去25年で3分の1に低下――多忙、経済的余裕がない、自宅でネットをする方がいい等、要因は色々考えられる>
暖冬で雪が降らず、全国各地のスキー場が営業停止に追い込まれている。現地の飲食店やホテルにも客が入らず、地域経済への打撃は大きい。
こういう気象条件がなくても、スキー場に訪れる人は年々減ってきている。総務省の『社会生活基本調査』によると、過去1年間にスキーをした国民(15歳以上)の割合は、1991年では13.5%だったが、2016年では5.0%となっている。バブル期では7人に1人だったが、近年では20人に1人だ。実数にすると1354万人から536万人と、半分以下に減っている。「スキー場の閉鎖相次ぐ」というニュースが耳に入るわけだ。(ニューズウィーク日本版)
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