コラム

ユネスコ世界ジオパーク国内推薦決定

ユネスコ世界ジオパーク国内推薦決定

白山を愛する者として朗報が飛び込んできた。
白山手取川ジオパークの世界ジオパークの国内推薦に決定したという事。

ジオパークとは、「地球・大地(ジオ:Geo)」と「公園(パーク:Park)」とを組み合わせた言葉で、「大地の公園」を意味し、地球(ジオ)を学び、丸ごと楽しむことができる場所をいいます。

大地(ジオ)の上に広がる、動植物や生態系(エコ)の中で、私たち人(ヒト)は生活し、文化や産業などを築き、歴史を育んでいます。ジオパークでは、これらの「ジオ」「エコ」「ヒト」の3つの要素のつながりを楽しく知ることができます。

例えば、山や川をよく見て、その成り立ちと仕組みに気づくと、今まで何とも思わなかった景色が変わって見えてきます。またその景色が、何千万年、何億年という途方もない年月をかけてつくられてきたことを知れば、私たち人の暮らしは地球活動なしには存在しえないことも分かります。

ジオパークでは、まずそのジオパークの見どころとなる場所を「ジオサイト」に指定して、多くの人が将来にわたって地域の魅力を知り、利用できるよう保護を行います。

その上で、これらのジオサイトを教育やジオツアーなどの観光活動などに活かし、地域を元気にする活動や、そこに住む人たちに地域の素晴らしさを知ってもらう活動を行います。

出典 特定非営利活動法人日本ジオパークネットワーク

2011年に日本ジオパークに認定されてから9年でここまできたのである。
白山という場所は非常に自然に恵まれており、地質・化石に置いても非常に面白い場所であると言われている。

筆者は沢登りでめっこ谷を遡行したが、そこにはジュラ紀などの恐竜の化石が見られる。


沢登りでそれどころではなかったが、学者や化石好きにはたまらない場所ではないだろうか?
山の大先輩であるMさんのブログを見て見ると詳しく書いてあるのでそちらを参考にして欲しい。
めっこ谷だけではなく、湯の谷・宮谷等々白山には素晴らしい歴史を持っている沢が多く存在しているのだ。

世界ジオパークに認定されたら?

認定されたからといって突然世界が変わる訳でもなく、過去の歴史はそのままである。
つまり、これからどうやって保護・活用していくかが重要というか必要になってくるのであろう。
懸念するという点であればジオパークには’観光促進’という点がある、もちろん多くの人に良さを知ってもらうには必要な事であるが
怖いのは人が増える事によっての自然破壊と言われる行為である。
無論ジオパークのスタッフの方々はそれを理解して活動しているのだろうから問題はないと思うが、余計な人工物を作るのは勘弁して欲しい。
法律等でしてはならないことは決まっているようであるが・・・と思ってしまう。

白山における生活の歴史

登山はしているが白山麓における生活の歴史など考えた事もなかった。
教科書等で出てくる白川郷は知っている程度であり、地元の白山については知らない人が多いのではないだろうか。
今回このような形として白山手取川ジオパーク がネットで有名になったのを機会に学んでみよう。
白山を登山できるのも、過去の人々の力のお陰であることは間違いない。

本日10月21日に開催された第40回日本ジオパーク委員会において、白山手取川ジオパークのユネスコ世界ジオパーク国内推薦が決定しました。
2011年の日本ジオパーク認定以来、当ジオパークは桑島化石壁などの貴重な地質遺産の保護・保全に取り組むと同時に、地質・地形の特徴を生かした教育および地域振興に取り組んできました。
これまで、2013年と2015年の国内推薦への挑戦は、残念ながら2回とも見送りでした。
この様な経緯を辿ってきた当ジオパークにとって、今回の国内推薦決定は大きな喜びであり、多くの皆様と共にこの喜びを分かち合いたいと思います。
国内推薦はユネスコ世界ジオパーク認定への一つの通過点です。
引き続き、地域内で活動する多くの方々や団体の皆様と共に手を取り合い、地域の持続可能な発展を実現するべくジオパーク活動を更に推進していきます。

今後とも、白山手取川ジオパークをどうぞよろしくお願いします!
出典 白山手取川ジオパーク推進協議会

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