朝日町で登山中滑落の女性 死亡確認
登山中にまた死亡する事故が発生した。
先日の白山での事故で富山県の男性が亡くなってしまったが、また今回富山県の女性80歳が亡くなってしまった。
猪山は標高490mで非常に簡単な山であり、南保富士・七重滝と同時に訪れる人が多い。
原因は白山の時と同じであり’滑落’である。
18日、朝日町の猪山で登山中に滑落した入善町の80歳の女性は19日に救出されましたが死亡が確認されました。 死亡したのは入善町福島新の無職 高島百香子さん(80)です。入善警察署によりますと、高島さんは18日、知人の男性と朝日町の猪山に登山中に滑落しました。 警察はきのうの捜索で三峯グリーンランドから南東におよそ1キロ離れた急斜面の下の藪で心肺停止の状態で倒れている高島さんを発見しましたが、日没のため救助を一旦中断しました。 19日朝、再開した救助活動で高島さんは救出されましたが多発外傷による出血性ショックで死亡が確認されました。警察は一緒にいた知人の男性から話を聞くなどして滑落の原因を調べています。
出典 KNB
年齢と体力
登山に年齢は関係がない!というのが筆者の考えである。
事実クライミング・山スキー界には60を超えても一線で活躍する人達が本当に多い。
気も若く、新しい技術・テクノロジーを積極的に取り入れている。
歳を関係する必要がなく同じ山を愛する者として繋がっているのだろう。
しかしながら歳を取ると、特別な人を除いて体力は落ちていく。
60代ならまだしも80代となると、疾患がある場合も多いと想定できるので、登山でのリスクが一気に跳ね上がる。
今回滑落した原因は分からないが80歳を超えてくると判断力も下がるので、同行する人は非常に気を使う必要がある
年齢を考えての登山
このような事故が毎年でる以上、やはり対策をしなければならない。
70歳を超えているパーティには若い人が入ってしっかりケアする事も一つの手かもしれない。
ただガイドの様にお金が発生する場合でなければ、そういったケアをする人間がわざわざ現れるとは考えにくい。
年配の登山者を守る形作りが必要であるが、残念ながらどういった働きが必要なのか筆者にはまだ分からない。