白山 遭難していた男性が家族の元へ
10月17日(土)19:27時点の情報にて。
男性が山崎旅館から2キロ進んだ時点で京都から探しにきてくれた男性が見つけたようである。
京都の男性は11日男性とすれ違っており、ニュースを見て駆けつけれくれたようだ。
石川県と岐阜県にまたがる白山で、今月11日から行方がわからなくなっていた富山市の50代男性が17日、崖下で倒れているのが見つかり、死亡が確認されました。
17日午前9時半ごろ、白山市尾添の「山崎旅館」から南におよそ2キロ進んだ登山道の崖下で男性が倒れているのを、京都市に住む30代の登山者の男性が発見しました。
男性はおよそ50メートルの崖を滑落したとみられ、福井県の防災ヘリが引き揚げましたが、その後死亡が確認されました。
警察が調べた結果、遺体は今月11日に登山道を走る「トレイルランニング」の練習に出かけた富山市の50代男性だとわかりました。
警察によりますと、発見した京都市の男性は、今月11日の朝に登山口近くで死亡した男性に会っていて、捜索が打ち切られたニュースを知って自ら男性を探していたということです
出典 MRO北陸放送。
とりあえず余計な情報を流して、ご家族に迷惑をかける訳にはいかない為、明日の捜索は必要ないという意味で’見つかった’とだけ情報を上げた。 同様にtwitterの知り合いが娘さんのヤマップのページ内で同じように「見つかった」と発言していた。
夕方になり娘さんのヤマップが更新され、ようやく全てを分かる事が出来た。
心よりご冥福をお祈り致します。
またヤマップにて娘さんが慣れないながらも、必死に情報を集めようと頑張っていた。
これだけしっかりしている娘さんを育てた男性はさぞかしすばらしい人間だったのだろう。
本当に残念でならない。
不可解な点
・なぜ男性は登山口をすぎてGPSを切ったのか?
丸石林道に入る時にはヤマップを起動しているのに、なぜか登山口にてGPSがオフになっていたらしい。
基本的に登山アプリでログをとる時には、最初に起動してからは基本的に何も操作する必要はなく、最後に下山した時にアプリを終了する時だけになる。
操作は必要ではないが’現在地’を確認する際には登山アプリを見ることになるが、簡単な確認だけであえてGPSを切るなんて事は起きないと思う。
間違えて起動中のアプリを消してしまったのだろか?
個人的な話にはなるが、前回の浅野川大杉谷
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この時間違いなく、登り始める前にヤマレコアプリを起動していたが、下山時にヤマレコアプリを見てみるとすでに終了していた。
途中ヤマレコで他の山行記録を調べたりしていたのが原因かもしれないが、少しびっくりした。
もしかしたら、この男性も誤ってアプリを終了してしまった可能性もあるが、真相はわからない。
捜索情報
11日時点で遭難しているのにも関わらず、筆者が知ったのは14日
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所属している山岳会にも何も連絡がきていないようだった。
捜査の打ち切りを知って
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山岳会のメンバーが捜索へ向かったのが今日17日、そして今日男性は発見された。
もし11日いや12日でもいいので、遭難の情報が流れていたらと思う。 もちろん結果論であるが、より多くの人数を捜索にあてる事は出来た。
また娘さんのヤマップへの呼びかけも筆者が気づいたのは16日であり遭難してからすでに5日経っている。
もう少し早く情報発信してくれたなら・・・と思う。
遭難した時の対処法
家族や友人には登山届けを見せる事は当然として、加えてもし下山報告したときの事の対処方法も伝えていかなければならない。
ココヘリのID等も登山届けに明記した方が良いだろう。
遭難時には身内だけで考えるのではなく労山・山岳会等に連絡する事で発見が早まる可能性は大いにある。
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