コラム

白山 遭難事故 捜索打ち切り

白山 遭難事故 捜索打ち切り


17日夕方最新情報
家族の元へ戻られました。 ご冥福をお祈りします。


発見されました。 詳しい情報はありません。 

追記
明日5月18日(日)
筆者も山岳会メンバーと共に捜索に入ります。
何か新たな情報ありましたらぜひコメント・SNSにてご協力お願いします。

17日現在白山で雪がちらほら見られ非常に寒くなっております。
週末が生死の分かれ目といっても過言ではありません。
何卒情報提供等 ご協力お願いします。
情報等は遭難された男性の娘さんのヤマップページよりご覧頂けます。

前回書いた記事

の新たな情報が出ていた。
残念なニュースとなるが、捜索が打ち切りとなったようだ。
警察が12日から捜索して14日までの3日間捜索したが見つからなかったという事になる。

捜索費

警察が捜索する場合は直接お金が掛からないがこれから、民間に捜索を依頼する場合はそれなりの費用が必要になってくる。
何かを頼むとお金が掛かるという普通の社会では当たり前の事であるが、山での捜索となるとなかなか状況が違いすぎる。
なぜなら遭難した当事者が捜索を頼めない以上、家族がその責任を負うことになってしまう。
どのような判断を下すにせよ他人が口を挟む必要は’全く’ない。

保険

男性がどのような山岳保険に入っていたのだろうか?
筆者は山岳会にある労山保険に加入しており、クライミング・沢登りをなどのバリエーションルートにも対応できる保険に加入している。
海外登山には充分に対応していないが、現在予定はないので問題ない。
保険のアリ・ナシで持ち出しの金額が大きく変わってくるのは言うまでもない。

生命保険

労山に入った時に「登山届けは絶対出すように!死ぬときは死体が見つかるように!」と言われた事がある。
つまりは登山届もなく遭難死した場合、何も分からないので生命保険が出ない場合があるという。
死体が見つかればまだいいものの冬山など山深い場所では見つからないケースも多いので、登山される方は絶対登山届を出そう。
無論筆者は保険屋ではないので必ずしも上記の情報が正しいとは言えない事はご理解頂きたい。

遭難原因 熊も考えれる?

なぜ遭難をしたのか考えれば考えるほど分からなくなってくる。
確かに丸石林道の登山口が分かりにくいし見過ごす可能性も大いにある、しかしながらそうであっても行き着く先は
工事現場であり沢であるのでそこから沢を登るなんてどう考えても馬鹿らしい。

大杉谷で熊と鉢合わせになった筆者であるからこそ’熊’ではないかと少し嫌な考えが浮かんでしまった。


あくまで仮定の話になるが男性が熊と遭遇したのであれば筆者と同じ「まさか遭遇するとは・・・」と思うのではないか、、、そうに違いない。
普通であれば登山ましてや白山などに単独で登るのが怖くなるのが普通というか正常ではないだろうか・・・それをトレランスタイルで朝早くから、しかも
あえて厳しい楽々新道を選択するとは相当登山・トレランにハマっていたのではないだろうか。
それ故に熊をはじめリスクを恐れずに行動してしまったと考えられる。
筆者はそれを批判する事は到底出来ず、むしろ同じ・・・それより意識が低いかもしれない。
山が好きな人なら男性の行動を真っ向から否定出来ないかもしれない。

トレランというジャンル

今回のニュースではトレイルランニング(トレラン)とう単語が目立っている。
すでに誹謗・中傷がネット場で書かれているがそれは’トレランだから’という言葉が多い。
トレランと言うのは登山道を走る競技であるので、軽量化やスピード化が最優先になる、それ故に一般登山に比べ装備が貧弱になることもある。
例えば今回のような寒くなってきた時期ではトレラン装備では夜を一夜過ごせるどうかも怪しくなってくる。
もちろん一般登山者がそのような状況になったからといって可能か?と言われれば大多数が不可能である。
しかしながら’トレラン’という単語が叩かれ易いジャンルとして残念ながら確立してしまっている。
一般登山者が遭難した時にももちろん批判はされるがそれは登山(山を登る行為)に対して視線を向けられるのでトレランも実は同じである。

なぜトレランは叩かれ易いのか

次回でもこの話題の記事を書こうと思っている。
岩屋俣谷川の沢登り


の帰りにチブリ避難小屋で休憩をしていた時に、登山道を整備している有志達も同様に休憩しており
ガヤガヤと話していたのである。その中である男性が「だからトレラン野郎は!」と吐き捨てるように話していた。
詳しく聞いていいるとトレイルランナーが降り道を走っていて時に転倒して出血したのであるが、絆創膏もなく非常に難儀していたので
その男性が助けてあげたそうであり、このままじゃダメだと感じ絆創膏などを入れる箱を荷揚げしてきたそうだ。
この話を聞くと如何にトレイルランナーが迷惑をかけているのか分かる。 もちろんこれはほんの一例である。

協力願い

警察の協力がない以上 出来る事は民間やボランティアの力だけである。
もし北部白山を歩く予定のある人は是非捜索の協力を願いたい。
そして自らの安全をしっかり守って頂きたい。

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