沢登りで遭難 滝つぼから発見も1人死亡
心が痛いニュースが入ってきた。
北海道で沢登りをしていた大学生の1人が亡くなってしまった。
ただきになる点がある
・警察に連絡したのが午後9時すぎ
あまりにも遅すぎる時間、入渓した時間はいつかわからないが5時間あれば終わる沢(電気の沢と仮定)ではないかと感じている。
北海道外の人たちの様なのでアプローチに時間がかかり入渓が遅れてしまったのであろうか?
それにしても1人が助かって本当によかった。
まだ大学生であるのでこれからの人生は長い、今回の事故で多くの事で大変な目にあうと思うが、是非強く生きて欲しいと思う。
沢登りは危険が多すぎる
筆者も沢登りが好きで良く沢へ向かうが、沢には危険が他の登山スタイルに比べて多いと感じる。
そもそも沢登りには登山道がないので、10人いれば10人とも違うトレースを残す事になる、一本の登山道を歩く登山に比べて
リスクが10倍増えると言えるだろう。
危険なポイント
・滝壺
SNSに滝壺に飛び込む動画は良くUPされているが、滝壺には白い泡があり、そこに飛び込んでしまうと浮力が消えてしまい沈んでしまう。
そして流れに巻き込まれ、浮いて来る事なく亡くなってしまう。
絶対に泡のある所には行ってはダメ!

落ちたら怪我ではすまない
・巻き
沢登りでは、滝を登攀する際にどうしても登れない場合は、滝を避けて巻く必要がある。
この’巻き’が非常に危険で、沢の両側が切り立っている場合が多いので、巻いている途中で滑落してしまうと高い確率で死んでしまう。

急な斜面を懸垂下降
・不確定要素
沢登りには不確定要素が多すぎると感じる。
登山道がない事に加えて水の中を歩く、水の中には何があるのか分からない。
尖った岩や水深が深い箇所、もしかしたら危険な虫が居るかもしれない、つまり沢登りは危険が予測出来ない点が多いという所である。

泡があると、何も見えない
北海道上川町の層雲峡で9日、沢登りをしていた大学生とみられる男性2人が遭難しました。うち1人が滝つぼから発見され、その後、死亡が確認されました。
9日午後9時すぎ、上川町の層雲峡で沢登りをしていた20代の男性から「身動きが出来なくなった。友人が川に落ちて流された」などと警察に通報がありました。
警察と消防が未明から捜索を始めたところ、午前4時50分ごろ、、滝つぼの中から男性1人が発見され、その後、死亡が確認されました。
通報したもう1人の男性は命に別条はないということです。
2人は、道外に住む大学生とみられていて、警察は、沢登り中に1人が誤って滝つぼに転落したとみて調べています。
出典 ABS秋田放送