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浅野川水害から12年

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浅野川水害から12年

今でも忘れはしない、筆者が大学の寮に入っていた頃に寮の人が「金沢が大変やで」とニュースを見せられた。
見てみると家の近くの浅野川が氾濫寸前ではないか・・・
大阪にいる筆者はどうしようもなく、なんとか祈る気持ちでいるしかなかった。
それと同時に今思えば水害に対して知識が全くなかったので、少し「なんとかなるだろう」という気持ちがあったのは否定できない。

現在沢登りを楽しんでいる身として、偉そうながら水は危険だとブログで発信しているが、それは沢登りを始めて実際に自分が水の脅威に
晒されてようやく感じたのである水の脅威を。

経験する
これが何においても一番大事である。
山スキー・バックカントリー も危険だという事でネットではひたすらバッシングを受けているが、アンチな方々も実際にやってみると全く違う印象を受けるだろう。

水害のニュースを見て思ったのは子供の頃からいろんな体験をすることが人に対してしっかり理解できる心の深さ・広さを育むのでないだろうかということである。

恥ずかしながら筆者の家族も浅野川の水害を体験してからはそれ以前とは比べ物にならないほど水害に対して対策しているし、水害の被害にあった方々に支援をしている。

2008年7月の浅野川水害から、28日で12年となった。最大雨量を「千年に1度」のレベルに引き上げて昨年度までに策定された新たな「洪水ハザードマップ」では、被害を受けたほぼ全域が浸水区域と重なった。九州豪雨など全国的にかつてない水害が頻発する中、命をどう守り、教訓をいかに伝えるか。浅野川とともに暮らす住民は模索を続けている。
「あの時は200年に一度と言われたが、最近の水害の多さを見るといつ起きてもおかしくない」
浸水被害拡大の一因となったとされる堤防の切れ目「切り欠け部」に近い観一町会(観音町1丁目)の長田淳会長(49)は危機感を募らせた。
町会では、九州豪雨を受け、切り欠け部を締め切る防水戸の鍵を、町会の住民も保管できるよう県県央土木総合事務所と交渉を始めた。鍵はほかの町会の5軒も持つが、長田会長は「自営業者の多いうちの町会なら、より迅速に動くことができる」としている。
対岸の町会組織である並木民主会(並木町)では、戸建ての住民に、氾濫時には町内に8棟あるマンションの上層階に避難するよう呼び掛けを続ける。新入居者には、閉じ込め対策として笛やバールを用意するよう念押ししている。
御歩町金歩会(おかちまちきんぽかい)(東山1丁目)の井奈(いな)孝史会長(72)は住民の高齢化が進んでいることを懸念し「各自が常に水害の可能性を頭に置き、考える。それが一番の対策になるのではないか」と述べた。
市教委は7月28日を「金沢『絆』の日」とし、馬場小や小将町中の生徒が草むしりやゴミ拾いなどのボランティア活動を行ってきたが、今年は新型コロナウイルスの影響で行事は中止となった。
市は8月下旬から、洪水ハザードマップについての町会別の説明会を開催する方針である。住民にマップの内容や使い方を理解してもらい、災害時の安全な避難に役立てる。
出典 北國新聞

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この記事を書いた人

酒と登山を愛するモンタナ君です。
陸上競技・海外在住などの経験を得て現在は一応自営業に携わっています。

初めて山スキーをした時の感動は忘れられません。
アルコールで記憶が消える前に、山スキーに行かなければ!!!

読書も好きなので、オススメ本教えて下さい^^

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