トレイルランナーがトラブルとなっているという記事を書いたのだが、ではどうすればいいのであろうか。
トレイルランナーが守らなければならない三つの事
1. 人混みを避ける
2.下りは基本的に走らない
3.人が見えた段階で走るのをやめる
1. 人混みを避ける
何故かわからないが、人気な登山ルートにもトレイルランナーは出没する。
その時点でトラブルが起きる可能性がすでに高い。
歩くスピードと走るスピードは全く違うので、歩きの登山者からすれば恐怖以外での何者でもない。
歩道を歩いている最中に後ろから自転車が猛スピードで追い越していったら恐怖を覚えるだろう、それと全く同じ事が登山界に起きている。
とにかくトレイルランナーは人混みを避けて走る必要がある。
混雑する登山道に行きたいのであれば、走るを辞めて歩く事を選択すべき。
登山道は決して1つではないし、人気の山でも過疎っている登山道はあるので積極的にそんなところへ足を運んでみては如何だろうか。
そのついでに登山道整備等の活動を続けて行けばきっとトレイルランの印象も良くなっていくはずだ。
2.下りは基本的に走らない
登山者は後ろから走ってくるトレイルランナーの存在にはなかなか気づく事はできない。
登りであるならスピードがあまりないしトレイルランナーが声をかければそれなりに登山者も反応しやすいし挨拶が耳に入ってから行動するまでの猶予がある。
下りの場合は違う スピードが早いのでいくら声を掛けたとしても、登山者はすぐに反応できないまま迫り来る
トレイルランナーに姿に驚いてしまい、転倒や衝突などが起きてしまう。
筆者も時々友人とゆっくり登山道を歩く事もあるが、歩く最中は景色を見たりしているのでそこまで他人に気を使っている余裕はない。
なおのこと登山初心者にとっては歩くだけですら大変で前すら見るのがしんどくて下を向いて歩くのが精一杯かもしれない。
そんな初心者登山者にまでトレイルランナーが後ろから通るから少しどいてくれないか?と言えるだろうか?
それよりもしんどそうな方が歩いていたら一言声を掛けて元気付けるような姿勢の方が速く走るよりかっこいいと思う。
前を行く登山者は同じ頂を登る仲間なのだから。
3.人が見えた段階で走るのをやめる
2番と重複するのであるが、トレイルランナーが走っていると他の登山者が萎縮してしまう場面がある。
「追い越す時は歩いています」なんて言っても、近くなっていきなり走るのを辞めて歩かれても・・・急かされているようにか感じられない。
またトレイルランナーは気にしていないかもしれないが後ろから走ってくると「ザザッ」と走る音がするので背後でいきなり音がすると恐怖を覚えるのである。
出来る事であれば登山者が目に入った段階で走るのを辞めてゆっくり歩きながら追い越して、それから走り始めては如何だろうか?
もちろん人が多ければ走ったり止まったりでまともにランニングはできないだろう。
それが面白くなければ、辞めるしかない。