いよいよ来月山開きとなるわけですが、ソーシャルディンスタンスなどの協力要請が出ております。
みんなで気持ちよく登山をする為にご協力お願いします。
11日、梅雨入りが発表されましたが、梅雨が明けると本格的な夏山シーズンを迎えます。
しかし、新型コロナウイルスの影響で登山を巡る環境が大きく変わり、夏場に20万人以上が登る富士山はことし4つある登山ルートがすべて閉鎖され登ることができません。
一方、白山は7月、山開きを迎えますが、県と地元の観光協会が登山客に新たな登山方法を要請しています。
石川県と岐阜県にまたがる白山。
7月1日に山開きを行い、夏山シーズンを迎えます。
しかし、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため県や地元の観光協会は登山者にさまざまな対策を求めています。
▽山を登る際には間隔を2メートル以上あけるとともに、▽山でよく行われている登山者同士がすれ違う際のあいさつも避けるなどして飛まつ感染を防ぎます。
また、登山者各自が密閉出来るチャック式の袋を持参し、鼻をかんだティッシュなどゴミはすべてその袋に入れて持ち帰るなど対策を徹底するよう呼びかけています。
さらに、県の宿泊施設「白山室堂」では、宿泊客の受け入れを定員の20パーセントの150人以下に制限。
寝具の貸し出しを取りやめ、寝袋やマット、それに消毒用アルコールも持参するよう求めています。
白山室堂ビジターセンター中村真一郎所長の話「山小屋はただでさえ3密なところで不安はあったが登山者に協力をお願いして、感染対策をした上で新たな山小屋の運営方法を考えないといけないと思う。ことしは1つの試験的な年になる」。
「日本山岳・スポーツクライミング協会」など国内の4つの団体は、▽登山は当面5人以下で行い▽登山中もマスクを着用するといったガイドラインを示しています。
また、ことしは金沢駅を出発する「白山登山バス」が全便運休を決めるなど白山登山を巡る状況が例年と大きく異なっています。
登山の際は、最新の情報を確認するようにしてください。
引用 NHKNEWSWEB