初めて白山を登った外国人 グリフィス
石川県が誇る名峰白山
私もこれまで何回も白山の頂に立ってきたのであるが、今回面白いニュースを発見した。
’初めて白山を登った外国人’というキーワードである。
最近石川県にも多くの外国人が住むようになってきたが、平成初期にはほとんど外国人を石川県で見る事がなかったので
時代がかなり変わっているのだろう。
ウィリアム・グリフィス
ウィリアム・グリフィスといっても本来はお雇い外国人として日本に来たので、登山家ではないので注意したい。
私も彼については全く知識がないのでwikiを参考にして欲しい。
アメリカ人教師のウィリアム・エリオット・グリフィスが福井を訪れてから今年でちょうど150年となる。彼の功績を学ぶ福井大学国際地域学部の学生たちがこのほど白山に登り、グリフィスと同じ計測方法で標高を図るなど、当時の足跡をたどった。(8月27日) グリフィスは明治の初め、福井藩が設けた「藩校」で若い藩士たちに当時の最新理論の化学や英語などを教えていた。幕末の福井や日本の歴史・文化に高い関心を持ち、外国人として初めて白山に登った人物としても知られる。 また、白山で水の沸点の違いから標高を計測したと言われ、学生たちも同じ方法で湯を沸かし実験を試みた。100メートルほどの誤差だったグリフィスに対し、学生たちの実験では1000メートル近くの違いが生まれ、旺盛な探究心に触れる体験となった。 学生たちはグリフィスの行動力と大自然の雄大さを実感した様子だった。
福井放送(FBC)
非常に興味深い、150年の時を経て彼の研究を学生たちが白山にて実践しているのだ。
なんとも不思議な気持ちになった。
彼の研究内容は特に知らなくてもいいと思うが、白山に最初に登った外国人として、記憶に刻んでおいてもいいのではないだろうか?