“バックカントリースキー”で立ち木に衝突
月曜日から嫌なニュースを目にしてしまった。
北海道でバックカントリーを楽しんでいた人が、木に衝突して怪我をしてしまい、スキー場に連絡して助けてもらったようである。
兎にも角にも命が助かって良かったと第一に感じた。
動けないまま夜を越してしまう事なのでなってしまうと、命がない。
2月22日午前、北海道倶知安町のニセコアンヌプリでバックカントリースキーをしていた53歳の女性が立ち木に衝突し、重傷を負い救助されました。
警察によりますと2月22日午前9時40分ごろ、倶知安町のニセコアンヌプリで、知人と2人で東京からバックカントリースキーをしに来ていた53歳の女性が、立木に衝突しました。
女性がスキー場に連絡し、20分後にスキー場のパトロール隊などにより発見・救助されました。
女性は片方の足を骨折する重傷です。
北海道内ではバックカントリーでの事故が相次いでいて、警察が注意を呼びかけています。
UHB 北海道文化放送
個人的にはあまりバックカントリーという言葉はあまり使っていなく’周りの影響’’山岳会所属’という要素もあってか’山スキー’という表現を使っている。
何がバックカントリーと山スキーが違うのかは分からないが筆者なりの考えをお伝えしたい。
バックカントリー
・リフトを使う
・パウダー狙い
・山頂へ行く事が目的ではなく、パウダーを滑る事が目的。
山スキー
・リフトを使わず、自分の足で登る
・尾根滑り・悪雪でも構わない
・山頂へ行く事が目的
簡単に言えばこんな所だろうか、何れにせよ危険がある遊びには変わらない。
このようなニュースを人ごととは思わず、一層安全に山で遊べるように勉強しなければならない。
山スキー おすすめ装備
ウエア類
ベースレイヤー
山スキーでは歩きが多いので、登りで汗をかいてしまいますね。
そのまま標高が上がり寒くなると汗冷えしてしまい最悪低体温症になってしまいます。
このドライレイヤーを着用してからは本当に汗冷えが起きなくなりました。
絶対にオススメします。
バラクラバ
厳冬期にはバラクラバは必須です。
ネックウォーマーではしっかり顔をカバーできません。
ファイントラックの商品はゴーグルが曇りにくいように工夫されてあります。
グローブ
最近人気の防寒テムレス、値段も手頃です。
登山ガイドの方も使っている実績もあるので、安心してお使い下さい。ただ過度の信用は禁物です。
最強のグローブ ブラックダイヤモンドのガイドです。
これを買えば厳しい寒さでも耐える事ができます。
手が冷えてしまうと本当に辛いですし、大きな怪我に繋がる可能性もあります。
五本指と三本指がありますが、三本指の方が寒さに強い。
インナーグローブ
インナーグローブにはBDを使っています。
つけ心地が良く特にストレスが感じませんが、手首周りが少し狭いです。
手汗が気になる方はファイントラックのパワーメッシュインナーグローブが快適性を保ってくれます。
ギア類
ウィペット
山スキー界ではもう一般的になってきたウィペットです。
筆者も普通のストックでも山へ行ってましたが今ではもうウィペットなしでは行けません笑
ビンディングの操作などでも非常に便利です。
ヘッドライト
標高が高い山はアプローチが長い場合暗いうちから歩き出すのでヘッドライトは必須です。
ヘッドライトの予備があれはGOOD. 信頼できるメーカーの商品を選びましょう。
壊れてしまうと一気に遭難してしまう状況もあります。
難点といえば、モバイルバッテリーに接続しなければならないといった所であるが、内側の胸ポケットにバッテリーを仕込んでいれば簡単に接続できます。
曇る恐れがないし、非常に精神的に余裕が出てくるので、余計な注意力を削がれる必要もないのも良い点ですね。
その他
ブラックダイヤモンド(BlackDiamond) ゴールドラベル接着剤
弱ってきたシールの糊の上に塗ることで、粘着力を回復させる事ができる。
既存の弱った糊を剥がしても可能だが、手軽な方法として指にゴールドラベルを塗って
ヌリヌリすればOK。
スクレイパー
登り返しの時にシールを貼りますが、板に雪が残っているケースが多いと思いますが、このブラシがあれば簡単です
また凍った雪も固い部分を使って取ることができます。
下山後車に載せる前にも大活躍ですね。